生意気オオカミの虜

これが、余韻?

もはや離れられない、言うなれば……


“もっと”


それはつまり、欲だったりする。

意外に私は普通に女で… スケベかもしれない。


それは隠された部分で、どこの誰であれ女はいやらしいのだ。



「 羽奈、可愛い 」

「 俺の事、呼んで 」

「 ん… 凛 」

「 羽奈 」



好き… 凛の声が聞こえた。

そのままキスの続きを……

私はまだ、気づかない。

知らず知らず、凛へと恋が芽生えているなんて、そんな事あるはずないとどこかで思う私は気づかないんだ。



……凛ってキス上手よね。

凛しかまだ知らないけど、こんな風に優しいキスするなんて。

しかも凛としてると、ちょっとなんか…

ウズウズしてくるのはなんで?


気持ちいいってこういうのかな。



「 ん… んっ…… 凛っ!?」

「 羽奈、静かに 」



な… な、な、何!?

また首? キスマーク? や、それはダメだよ?



「 …ひゃ、っ 」



って、変な声でたー!!



思わず出てしまった声に耐えかねて凛にしがみついてしまった。



凛の手が背中に、服の中に……

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