生意気オオカミの虜
インターホンが鳴る。
え、こんな時間に誰…
まさかまた頼? か、凛?
シャワー後で頭にバスタオルでターバンしたままの私は玄関へ。
「 はーい、頼、凛、どっち~?」
言いながらドアを開けると、そこには私が目を見開く人物が。
「 た、太陽さん! え、どうしたんですか 」
「 ごめん遅くに。見事なターバンだな 」
え… あっ!!
「 うわ、最悪~ やだぁ なんで見るんですか!」
「 なんでって、そのまま出てきたから? 」
明らかに笑ってる太陽さんに恥ずかしくてたまらない私はターバンを取った。
ひー、スッピンだし髪乱れすぎだし最悪!
「 まさか羽奈ちゃん、髪乾かさないとか?それダメだよ 」
「 あ… はい 」
って、いつも乾かさないし。
タオルドライしてそのまま寝ちゃうもんね。
だってドライヤーめんどいの。
「 羽奈ちゃん、乾かしてあげる。上がるね、お邪魔します!」
「 え! 太陽さん!? 」
夜の時間は大人の時間。
深夜に近づく時間に太陽さんの訪問にあたふたする。
「 羽奈ちゃん、時間的に失礼は承知。でも、あの彼とどうなったか気になって……
急に会いたくなった 」
え…… 会いたく、なった?
私に?