男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています
ミシェルの吐息と共に薄く開いた唇の間からクロードは舌を入り込ませた。


「ん……っあ……」
 

驚いて身を引こうとしたミシェルの後頭部がクロードの大きな手に阻まれる。シルバーブロンドの髪を結い上げていたピンが引き抜かれ、ふんわりと広がる。


「クロードさま……?」

「お前がほしい。愛していいか? ミシェル」


熱い視線で見つめるクロード。


(私は……クロードさまに愛されたい)
 

この先にある行為は未知であったが、ほしいといわれ、心の底から嬉しかった。


「……はい」
 

恥ずかしさで顔が熱くなるのがわかる。
 
唇を重ねながらクロードは大事なものに触れるようにミシェルを横たえた。





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