男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています
「私たちにクロードさまの子供が出来た時、今回のように世継ぎの問題で争うのだけは避けたいのです」
イヴォンヌの考えにミシェルはハッとなる。
(パスカルさまは身分の低いお妃さまの子供……今回の件で今は牢屋に入っている。もしかしたら、この先私が産む子供も……)
イヴォンヌの示唆する問題はミシェルの心に重くのしかかった。
そしてクロードがイヴォンヌを娶ることを考えると悲嘆し気分が悪くなってきた。
王城へ戻ると、アベルに出迎えられる。ミシェルの表情を見てアベルは眉根を寄せる。
「シャプリエ公爵夫人のお茶会は楽しかったでございますか?」
「は、はい。とても……」
楽しかったという割にはミシェルの表情は浮かず、いつもの明るさがない。
「本日のご夕食、陛下がご一緒にと」
アベルはクロードの言葉を伝えるため、ミシェルの帰城を待っていた。
「今日はご用があると聞いていましたが……?」
「ええ。別の日になったようです。お疲れであれば陛下に伝えますが……?」
「そ、そんなことないです! 疲れていませんから。クロードさまに楽しみにしていますと伝えてください」
イヴォンヌの件が心を重くし、アベルに悟られてしまいそうになった。アベルに急いで笑みを向けた。
イヴォンヌの考えにミシェルはハッとなる。
(パスカルさまは身分の低いお妃さまの子供……今回の件で今は牢屋に入っている。もしかしたら、この先私が産む子供も……)
イヴォンヌの示唆する問題はミシェルの心に重くのしかかった。
そしてクロードがイヴォンヌを娶ることを考えると悲嘆し気分が悪くなってきた。
王城へ戻ると、アベルに出迎えられる。ミシェルの表情を見てアベルは眉根を寄せる。
「シャプリエ公爵夫人のお茶会は楽しかったでございますか?」
「は、はい。とても……」
楽しかったという割にはミシェルの表情は浮かず、いつもの明るさがない。
「本日のご夕食、陛下がご一緒にと」
アベルはクロードの言葉を伝えるため、ミシェルの帰城を待っていた。
「今日はご用があると聞いていましたが……?」
「ええ。別の日になったようです。お疲れであれば陛下に伝えますが……?」
「そ、そんなことないです! 疲れていませんから。クロードさまに楽しみにしていますと伝えてください」
イヴォンヌの件が心を重くし、アベルに悟られてしまいそうになった。アベルに急いで笑みを向けた。