溺愛診察室~一途な外科医に甘く迫られています~
おばあちゃんを座らせ、私は台所へ向かった。エプロンをつけて冷蔵庫を開けたものの、複雑な気持ちで心は埋め尽くされていく。
久しぶりに家族と会うんだもの、普通は喜ぶべきなのにね。……家族っていったいなんなんだろう。
考えても出ない答えに溜息をひとつ零し、料理に取りかかった。
『え、今から妹を迎えに行くの?』
「……うん」
数日後。仕事を終え、夕方の便で来た彩音を近くの駅まで迎えに向かっている途中で、久しぶりに砂羽から電話がかかってきた。
『なによ、しばらく連絡とらないうちに色々なことが起こりすぎなんですけど』
「だったらもっと早く連絡くれてもよかったじゃない。……どうせ旦那さんと仲良くしていたんでしょ?」
想像できて呆れながら言うと、電話越しからは砂羽の『えへへ』という可愛い笑い声が聞こえてきた。
『環奈のおかげでね。それで旦那さんと環奈にお礼をしたいなーと思って、連絡したんだけど……それどころじゃなさそうね』
「そうだね、ごめんね」
久しぶりに家族と会うんだもの、普通は喜ぶべきなのにね。……家族っていったいなんなんだろう。
考えても出ない答えに溜息をひとつ零し、料理に取りかかった。
『え、今から妹を迎えに行くの?』
「……うん」
数日後。仕事を終え、夕方の便で来た彩音を近くの駅まで迎えに向かっている途中で、久しぶりに砂羽から電話がかかってきた。
『なによ、しばらく連絡とらないうちに色々なことが起こりすぎなんですけど』
「だったらもっと早く連絡くれてもよかったじゃない。……どうせ旦那さんと仲良くしていたんでしょ?」
想像できて呆れながら言うと、電話越しからは砂羽の『えへへ』という可愛い笑い声が聞こえてきた。
『環奈のおかげでね。それで旦那さんと環奈にお礼をしたいなーと思って、連絡したんだけど……それどころじゃなさそうね』
「そうだね、ごめんね」