サーペンディス 天秤に架けられた少女
「んまぁ、立ち話もなんだしこいよ」
イーグレットが歩いていく。
「どうぞ」
白いガーデニングテーブルには椅子が3脚。テーブルには紅茶にシュガートースト。お砂糖が朝日で光ってる。
椅子に座ると本題に入った。
「ねぇ、どうして知ってる訳?私あんたに何の連絡もしてないけど」
イーグレットは黙って赤い封蝋のある白い封筒をテーブルの上に置いた。もう開封されている。
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