隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
、、この女性が彼の本命?
だとすれば、どうすればこの場を穏便に済ませることが出来るのか必死に考えた。
昼間のロビーには沢山の人がいて、そんな人達は好奇な目で受付で起こっている修羅場な様子を伺っている。
この会社では私と彼は〝恋人〟ということになっている。
それなのに、別の女性とも関係があると知られてしまえば彼に反感を買うものもいるだろう。
でもだからと言ってここで彼と〝恋人〟であると、目の前の女性に伝えてはいけないと思った。
折角、彼に本気の相手が出来たのに私なんかのせいで駄目になんてさせたくない。
今まで、彼に沢山守ってもらったように今度は私が彼の世間体を守る番だ。