隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜


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昼からの業務も滞りなく終わり、業務の終業時刻を迎えて先に真美ちゃんを見送ってから書類の整理をしていると気づけばロビーには殆ど人はおらず閑散としている。

残りは持ち帰ろうとバックに詰めて、ロッカーで着替えを済ませた。


足元を見ながらトボトボと重い足取りで従業員出入り口を出るとそこに人の気配を感じ、思わず顔を上げる。







「こんばんわ、西村 晶帆さん。なかなか出てこないから随分と待ったわ。受付って定時で直ぐに上がれるって思ってたけど違うのね?まぁ、貴方の後輩ちゃんは早々に出てきたけど。先輩は仕事量も多いのかしら?」



そう声を掛けてきた人物を見て目を疑った。

なぜならその人物は、昼間にも受付を訪ねてきた女性だったからだ。






「えっ、、、?柿本、、様、、?」


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