隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
躊躇しながらも名前を呼ぶ。
「うん、いいねっ!じゃあ、まず自己紹介でもしようかな。柿本 光、歳は31歳の独身。趣味は見ての通り、、女装だね〜。だからゲイでもバイでもなく至ってノーマルの男。昔から女顔で小さい時はよく間違えられてたかな。ヒラヒラしたデザインとか身体のシルエットが綺麗に見える女性モノの服は好きだったんだ。だから自ら進んで女装をしてた。でもやっぱり体はオトコだからそれなりに成長期がやってきて、自分に合うサイズが少なくなっちゃって。そしたら、もう自分で作るしかないじゃん?だから趣味の延長で今の仕事をしてる。」
「、、すみません。完全に女性だと思っておりました。〝glitter〟の服を完璧に着こなされていらっしゃって、洗礼された美というものはこういう事を言うんですね。正直、、今も信じられないくらいです。」
「ははっ!謝んないでよ。それ超褒め言葉だからさ?これを着てる時は女になりきってる。じゃないと露骨に引かれちゃうから。親には恥ずかしいから止めろって言われ続けたんだけど反対を押し切ってブランドまで立ち上げたもんだから、絶縁状態なんだ。」
「そんなっ、、!私は引いたりしませんっ!!とても素敵な趣味だも思いますっ、、!だってこんなにもお似合いなんですから、もっと堂々とされていいと思います!!!!!」