隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
あまりの申し訳なさに落ち込んでいると、視界が急に暗くなり光さんに抱きしめられている事に気付いた。
「っ、、!?光さんっ、、?」
「晶帆は謝ってばかりだな。、、嬉しいに決まってるだろ?デザイン画に見入ってる晶帆の表情があまりにも可愛いもんだから抱きしめたくて仕方なかった。今までは部屋に上がると大概引かれたけど、時間も忘れるくらい楽しそうに眺めてくれたの晶帆が初めてだ。、、予想外な事ばっかりで本当、、、。」
抱きしめられる力が強くなって、心なしか光さんの体温が熱い。
慣れない抱擁に戸惑っていると光さんが耳元で小さく囁いた。
「そんな君が、、好きだ。」
ストレートに想いを告げられて更に強まる力。
暫くそのまま無言で抱きしめられて、何か言わなくてはと焦っているとゆっくり解放された。
「何もしないって言ったのにごめん。さ!食べよう。夜景でも見ながらさ?」