隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
そう言って光さんは、閉まっていたカーテンを一気に開けた。
全面ガラス張りの先には、街の灯りがキラキラと輝く夜景が広がっている。
「わぁっ!凄い!!!本当に素敵な夜景が見えるなんてびっくりですっ、、!!」
「いやいや、どちらかというと驚いたのは俺だからね?一度も来た事ないのに夜景が見える部屋って言い当てられて正直エスパーかと思ったよ。普段はカーテン閉じっぱなしなんだけど、今日は特別にね?ほら、座って?どこに座っても多分夜景は見えるから。」
オシャレなダイニングテーブルに向かい合わせで、美味しいお寿司を堪能した。
「美味しいお寿司に綺麗な夜景、それから素敵なデザイン画に囲まれて、、、とっても贅沢な気分です!!」
「ははっそれは良かった。じゃあ食事をしながら、本題の今後について決めようか。」
可笑しそうに笑っていた光さんが、急に真剣な表情に変わってこちらも緊張してしまう。