隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜
「はぁぁ?!何言ってるの?!?!てかなんで晶帆の名前知ってるのよ!!!もしかして晶帆のストーカーとか?!」
声を上げる莉子ちゃんを止めようと、力を振り絞って顔を上げた。
「ひ、、光さん。どうしてここへ、、?莉子ちゃん、、光さんはストーカーじゃないから大丈夫だよ、、。」
「晶帆っ、、!顔、真っ青!!!大丈夫?!?!?!、、、てかっ!光さんってもしかして晶帆が話してた津川さんの友達の!?!?」
頷くことがやっとで、直ぐにまたテーブルに身体を預けてしまった。
「、、かなり具合が悪そうだね。言い合いしてる場合じゃないよ。はい、これ俺の名刺。取り敢えず晶帆と君の荷物くれる?外に車あるから先に乗せてくる。」
そう言い残して、光さんの気配が消えた。
「えっ、、。glitter、、代表取締役、、?glitterってあのファッションブランドの、、?」
意識が遠のく前、最後に聞こえたのは莉子ちゃんの戸惑った声だった。