隠れ蓑〜偽り恋人・真実の愛〜









ロビー中の人間が、受付に現れた人物の第一声を息を飲んで待っている。

こんな白昼堂々と修羅場が起こっていれば、誰もが釘付けになるのも納得だ。




暫くの沈黙の後、ようやく口を開いた彼。




































「、、俺が贈った記憶のない指輪がなんでこんな所に嵌まってるのか理由を聞いてもいいか。」








噂によると出張期間は2週間。

彼が出張へ旅立ってまだ2週間も立っていない。


ここに彼がいることも信じられないが、そんな事よりもこの指輪にすぐに気づかれてしまったことの方に驚いて瞬きも出来ない。


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