たった7日間で恋人になる方法
時刻は20時を過ぎ、すっかり日も落ちると、窓から見える空は、澄んだ濃紺に青白い月が浮かんでる。
この間、時々高木君からお礼と称して、ワインや料理のサービスがされるものだから、この頃には打ち合わせというより、ちょっとした飲み会のようになっていた。
『え~ッ、関本君ってフリーなの?』
『お恥ずかしながら』
『絶対モテそうなのにぃ?ジムなら出会いは、いっぱいあるでしょ』
『正直、お誘いはあるけど…さすがに相手はお客様だからね、手は出せないよ』
『あ~それもそうかぁ』
『俺なら、絶対行っちゃうけどな』
『お前は、彼女いるだろ』
『うわぁ、サイテ~』
出会ってからまだ二時間程しか経っていないのに、同世代の男女が一緒に居れば、いつの間にか互いに打ち解けて、差し入れのワインやお酒で、さらに距離感が詰まる。
心配していた関本君からのアプローチも今のところ無く、考えてみたら卒業アルバムなんかの、7年も前の写真で気に入ってくれただけで、実物に会ったら案外タイプじゃなかったのかもしれない。
そう考えると、本気で悩んで心配して、挙句に10万もかけて仮初めの恋人まで用意した自分が、滑稽にさえ思えてきた。
この間、時々高木君からお礼と称して、ワインや料理のサービスがされるものだから、この頃には打ち合わせというより、ちょっとした飲み会のようになっていた。
『え~ッ、関本君ってフリーなの?』
『お恥ずかしながら』
『絶対モテそうなのにぃ?ジムなら出会いは、いっぱいあるでしょ』
『正直、お誘いはあるけど…さすがに相手はお客様だからね、手は出せないよ』
『あ~それもそうかぁ』
『俺なら、絶対行っちゃうけどな』
『お前は、彼女いるだろ』
『うわぁ、サイテ~』
出会ってからまだ二時間程しか経っていないのに、同世代の男女が一緒に居れば、いつの間にか互いに打ち解けて、差し入れのワインやお酒で、さらに距離感が詰まる。
心配していた関本君からのアプローチも今のところ無く、考えてみたら卒業アルバムなんかの、7年も前の写真で気に入ってくれただけで、実物に会ったら案外タイプじゃなかったのかもしれない。
そう考えると、本気で悩んで心配して、挙句に10万もかけて仮初めの恋人まで用意した自分が、滑稽にさえ思えてきた。