愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
カウンターの中でシェイカーを振っているのは、渋い顔をした中年男性のバーテンダーである。
その人にお代わりを注文しようとしたが、その前に、私をこの席に案内した若い男性店員が横に立ち、声をかけてきた。
「注文?」
「あ、はい。カシスオレンジをもう一杯ください」
彼はバーカウンターを回って中に入り、自らドリンクを作って、テーブル越しに私の前に置いた。
それをひと口飲んだ私は、「あれ?」と首を傾げてグラスを見る。
アルコールの味がしない。
色もさっきのものより黄色っぽいようだ。
「これ、ただのオレンジジュースですよね?」と彼の間違いを指摘すれば、「そうだよ」と平然と返されて面食らう。
「本当は酒が苦手なんだろ? 無理して飲んでる顔してた」というのが、勝手にソフトドリンクに変更した理由らしい。
カウンターテーブルに片肘をついて、その手に顎をのせ、彼は真正面からじっと私を見つめる。
戸惑う私に彼は、「彼氏と喧嘩して家出?」と、真顔で無遠慮に聞いてきた。
どうやら、桐島さんとの会話を聞かれていたみたい。
その人にお代わりを注文しようとしたが、その前に、私をこの席に案内した若い男性店員が横に立ち、声をかけてきた。
「注文?」
「あ、はい。カシスオレンジをもう一杯ください」
彼はバーカウンターを回って中に入り、自らドリンクを作って、テーブル越しに私の前に置いた。
それをひと口飲んだ私は、「あれ?」と首を傾げてグラスを見る。
アルコールの味がしない。
色もさっきのものより黄色っぽいようだ。
「これ、ただのオレンジジュースですよね?」と彼の間違いを指摘すれば、「そうだよ」と平然と返されて面食らう。
「本当は酒が苦手なんだろ? 無理して飲んでる顔してた」というのが、勝手にソフトドリンクに変更した理由らしい。
カウンターテーブルに片肘をついて、その手に顎をのせ、彼は真正面からじっと私を見つめる。
戸惑う私に彼は、「彼氏と喧嘩して家出?」と、真顔で無遠慮に聞いてきた。
どうやら、桐島さんとの会話を聞かれていたみたい。