愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
いくら困っていても、その厚意に甘えるわけにはいかない。
体目当てなのではと疑うわけじゃなく、男性の部屋に平気で上がり込めるような育てられ方をしていないせいである。
連絡先の書かれたコースターをテーブルに置いた私は、「ありがとうございます。でも、いいです。一晩くらい自分でなんとかします」とそれを彼の方に押しやった。
しかし、コースターを掴んだ彼は、強引に私の手の中に戻す。
「なにもしないから安心しろよ。俺、彼女いるし。まぁ、あんたが嫌なら無理強いしないけど、気が向いたら連絡して」
その時、バーテンダーが「いらっしゃいませー」とドアの方に向けて声を張り上げた。
その声で新しい客が来店したことを知り、店員の彼は仕事のために椅子から立ち上がる。
その直後に「は?」と素っ頓狂な声を出した。
私も同時に「えっ?」と驚きの声をあげる。
後ろから誰かの手が伸びてきて、私の手の中のコースターを抜き取ったのだ。
それは店員の彼の、ベストの胸ポケットに入れられた。
その手の持ち主は、今入店したばかりの客のようで、腕から肩、顔へと視線を移動させて、私は目を見開く。
体目当てなのではと疑うわけじゃなく、男性の部屋に平気で上がり込めるような育てられ方をしていないせいである。
連絡先の書かれたコースターをテーブルに置いた私は、「ありがとうございます。でも、いいです。一晩くらい自分でなんとかします」とそれを彼の方に押しやった。
しかし、コースターを掴んだ彼は、強引に私の手の中に戻す。
「なにもしないから安心しろよ。俺、彼女いるし。まぁ、あんたが嫌なら無理強いしないけど、気が向いたら連絡して」
その時、バーテンダーが「いらっしゃいませー」とドアの方に向けて声を張り上げた。
その声で新しい客が来店したことを知り、店員の彼は仕事のために椅子から立ち上がる。
その直後に「は?」と素っ頓狂な声を出した。
私も同時に「えっ?」と驚きの声をあげる。
後ろから誰かの手が伸びてきて、私の手の中のコースターを抜き取ったのだ。
それは店員の彼の、ベストの胸ポケットに入れられた。
その手の持ち主は、今入店したばかりの客のようで、腕から肩、顔へと視線を移動させて、私は目を見開く。