愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
いつも大人しい私が声を荒げるのは予想外だったのか、一本気さんは驚いたように片足を引き、椅子にぶつかってガタンと音を立てた。
私としても、弟とさえ口論したことのない自分が、目上の先輩社員に食ってかかっていることに信じられない思いでいる。
けれども、激昂する気持ちを抑えられない。
愛する人を侮辱された怒りと悔しさに突き動かされた私は、桐島さんに向き直ると、スーツのジャケットを両手で掴んで言った。
「私、決めました。桐島さん、今夜、私を抱いてください。こうなったのも、もとはと言えば私がいつまでも子供みたいな反応をしていたことが原因です」
気持ちが高ぶっているため、今は恥ずかしさは感じず、なんでもできるような気がしていた。
桐島さんは意表をつかれたような顔をして私を見たが、それは一瞬だけで、「有紀子、落ち着いて」と宥めるように私の肩に手を置く。
「投げやりな気持ちで言ってるんじゃありません。私は桐島さんに恥をかかせたくないんです。どうか私を抱いてーー」
興奮気味に詰め寄る私の言葉を遮って、彼は私に口付けた。
触れるだけの軽いキスでも、私を黙らせるには充分で、やはりと言うべきか、瞬時に顔が熱く火照り、たちまち鼓動が激しく鳴り立てる。
私としても、弟とさえ口論したことのない自分が、目上の先輩社員に食ってかかっていることに信じられない思いでいる。
けれども、激昂する気持ちを抑えられない。
愛する人を侮辱された怒りと悔しさに突き動かされた私は、桐島さんに向き直ると、スーツのジャケットを両手で掴んで言った。
「私、決めました。桐島さん、今夜、私を抱いてください。こうなったのも、もとはと言えば私がいつまでも子供みたいな反応をしていたことが原因です」
気持ちが高ぶっているため、今は恥ずかしさは感じず、なんでもできるような気がしていた。
桐島さんは意表をつかれたような顔をして私を見たが、それは一瞬だけで、「有紀子、落ち着いて」と宥めるように私の肩に手を置く。
「投げやりな気持ちで言ってるんじゃありません。私は桐島さんに恥をかかせたくないんです。どうか私を抱いてーー」
興奮気味に詰め寄る私の言葉を遮って、彼は私に口付けた。
触れるだけの軽いキスでも、私を黙らせるには充分で、やはりと言うべきか、瞬時に顔が熱く火照り、たちまち鼓動が激しく鳴り立てる。