残念系お嬢様の日常
「き、教師として恥ずかしくないんですか? 生徒の写真を盗撮しているだなんて!」
「なんのことかな」
表情では肯定しているように見えても言葉では認めていない。証拠なんてない。
いくらでも逃げ切れる。そう思っているのかもしれない。
どうすれば自白させることができるんだろう。作戦が台無しになってしまった。
「それよりもなにか困っていることでもあったのかな。すごく浮かない顔をしているよ」
「こ、こないで!」
「いやだな、僕は教師として君の力になりたいのに」
そんなことを言いつつも薄ら笑いを浮かべながら、下心をチラつかせて距離を詰めてくる。
伸ばされた腕から逃げるように身を引いても、すぐに捕らえられてしまった。
腕を掴む力が異様に強くて、恐怖に身体が震える。