極上CEOの真剣求愛~社長の言いなりにはなりません~
清家さんも私も急ぐ必要があり、二人で入ったのはビルのグランドフロアにあるカフェだ。
そこで軽くサンドウィッチとコーヒーでランチをとった。
清家さんのコミュニケーション能力はさすがだ。
聞き役に回り、私から話題をうまく引き出し、その上広げてくれた。
おかげで緊張は緩んだものの、却ってテンションが高くなり、なんだか私ばかりが喋ってしまった。
『このくらい、ご馳走させて』と、彼が支払いをしてくれたので、私は財布を開ける機会もないまま。
役員フロアのエレベーターホールで『ご馳走様でした』と恐縮しながら頭を下げ、清家さんと別れたのは、あとほんの少しで午後二時になるというギリギリの時間だった。
急いで執務室に戻ると、弾んだ息を整える間もなく、神楽さんが帰室した。
「お、お帰りなさい」
私もたった今戻ったばかり。
それでもなんとか取り繕って、デスクの前をスッと横切る彼に声をかける。
神楽さんは「ん」と頷き返すだけで、自分の執務机の方に回り込んだ。
「なに。今休憩帰りか? やけに遅いな」
そう問いかけられて、反射的にドキッとしてしまう。
私はパソコンのキーボードの上でピタリと指を止め、そっと神楽さんに目を上げた。
そこで軽くサンドウィッチとコーヒーでランチをとった。
清家さんのコミュニケーション能力はさすがだ。
聞き役に回り、私から話題をうまく引き出し、その上広げてくれた。
おかげで緊張は緩んだものの、却ってテンションが高くなり、なんだか私ばかりが喋ってしまった。
『このくらい、ご馳走させて』と、彼が支払いをしてくれたので、私は財布を開ける機会もないまま。
役員フロアのエレベーターホールで『ご馳走様でした』と恐縮しながら頭を下げ、清家さんと別れたのは、あとほんの少しで午後二時になるというギリギリの時間だった。
急いで執務室に戻ると、弾んだ息を整える間もなく、神楽さんが帰室した。
「お、お帰りなさい」
私もたった今戻ったばかり。
それでもなんとか取り繕って、デスクの前をスッと横切る彼に声をかける。
神楽さんは「ん」と頷き返すだけで、自分の執務机の方に回り込んだ。
「なに。今休憩帰りか? やけに遅いな」
そう問いかけられて、反射的にドキッとしてしまう。
私はパソコンのキーボードの上でピタリと指を止め、そっと神楽さんに目を上げた。