覚悟はいいですか
声にならない声を上げて、慌てて後ろを向く
何なの~もうっ!!!
「どうしたの?」
こっちの台詞だよ、バカ礼!
「な、なんで裸?」
「下は履いてるよ」
「いや、上も着ようよ!」
「着替えないし、もともと俺、家では寝るとき何も着ないし」
「!」
はあ~左様でございますか・・・
もう顔の熱が上がりすぎて意識がどこかいきそうである
さすがクォーター、いや外国暮らしが長いから?
裸で寝るとは…って、はっ、いやそれはダメ!!
とんでもない映像が浮かびそうになって、慌てて両手で打ち消した
「なんかやらしーこと考え「早くベッド入って!」」
あーあーあーあー・・・私は体中の熱を冷ますので精一杯だ
クックックと笑った声が聞こえる
もう~誰のせいだよ~~!!!
と頭の中で抗議してると、顔を覆っていた私の手を礼が掴む
「紫織、おいで」
え?と思う間もなく、そのまま片手を引かれる
ちょ、ちょっと、ちょっとちょっと~!
私は彼を見ることができず、片手で顔をおおってそっぽを向いたまま
ずるずるとひきずられ、ベッドに座らせられた
礼は私の手を掴んだまま、器用に横になり、自身にタオルケットをかけた
何なの~もうっ!!!
「どうしたの?」
こっちの台詞だよ、バカ礼!
「な、なんで裸?」
「下は履いてるよ」
「いや、上も着ようよ!」
「着替えないし、もともと俺、家では寝るとき何も着ないし」
「!」
はあ~左様でございますか・・・
もう顔の熱が上がりすぎて意識がどこかいきそうである
さすがクォーター、いや外国暮らしが長いから?
裸で寝るとは…って、はっ、いやそれはダメ!!
とんでもない映像が浮かびそうになって、慌てて両手で打ち消した
「なんかやらしーこと考え「早くベッド入って!」」
あーあーあーあー・・・私は体中の熱を冷ますので精一杯だ
クックックと笑った声が聞こえる
もう~誰のせいだよ~~!!!
と頭の中で抗議してると、顔を覆っていた私の手を礼が掴む
「紫織、おいで」
え?と思う間もなく、そのまま片手を引かれる
ちょ、ちょっと、ちょっとちょっと~!
私は彼を見ることができず、片手で顔をおおってそっぽを向いたまま
ずるずるとひきずられ、ベッドに座らせられた
礼は私の手を掴んだまま、器用に横になり、自身にタオルケットをかけた