守りたい ただあなただけを


さて・・・。
もう大丈夫だろう。


「じゃあ俺はもう行く。
この家にある物は何でも使っていいよ。」


「・・どこに行かれる?」


「・・・・・ハグワール。」


「ハグワールへ・・?・・それに・・
そなた何故・・刀を持っている・・?」



「この刀で、王の首を取る。」



「!?」


「・・・・・・・じゃあな。」



「お待ちを・・お待ちくだされ!!」


「・・・・・。」


「そなた・・今なんと・・?」


「イヌ・ネコ虐殺令で、
親友2人の命が奪われた。

・・正確には1人と1匹。」


「・・・・・・・。」


「それだけだ。」


「・・・・・・・。」


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