守りたい ただあなただけを


―――――― 


「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・。」


誰も無駄口を叩くことなく、
王宮の中を駆ける。


ほとんど手薄の王宮内に、
各門で戦う有志隊の健闘ぶりが垣間見えた。


階段を駆け上り、
王がいる最上階、“王室”へと向かう。


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