星の向こうできみを待っている。
『あたし、また手術したの…?』
自分でも驚くくらい震えた声。
『そんなに泣かなくても大丈夫よ。手術は無事に成功したわ』
にっこり微笑む看護師さん。
やめて…。
そんなふうに笑いかけないで。
あたしに、優しくしないで。
その時からだ。
生きていることが嫌になって、死ぬことばかり考えるようになったのは。
時々お見舞いに来てくれる、お父さんとお兄ちゃん。
あたしへの接し方は何一つ変わらない。
変わったのはあたし。
お母さんが死んだ本当の理由を知っているのに、知らないフリをして。
どう接していいか分からなくなった。
見えない壁が、あたしと2人の間にできてしまった。