星の向こうできみを待っている。
教科書と問題集を持って、お兄ちゃんの部屋のドアを軽くノックしたけど返事はなかった。
まだ11時前だから寝てないはずなのに…。
ドアを開けてみると中は真っ暗。
リビングかな…?
確信なんてなかったけど、部屋にいないなら下にいるはず。
階段を下りると、リビングのドアが開いており、ソファに座っているお兄ちゃんとお父さんの姿が見えた。
ほら、いた。
『おにい…『どういうことだよ!?』』
あたしの声は、突然叫んだお兄ちゃんの声によってかき消された。
なに…?
いつもと違う空気。
幸いにも2人はあたしの姿に気が付いていないため、柱の陰からこっそり2人の会話を聞くことにした。