星の向こうできみを待っている。

『希愛の検査結果を聞いたらそう言われたんだ…』


あたしの検査結果?

何それ…。

あたし、何も聞いてないよ?


『だからって…。高校生まで生きられないかもしれないなんて嘘だろ…』


心臓がドクンって大きく脈打った。

高校生まで生きられない…?

あたしが…?

体中から力が抜け、持っていた教科書と問題集がぱさぱさっと床に落ちた。


『希愛!?』


『なんでここに…』


まるで聞かれたくなかったかのように動揺する2人。

あたしを見る表情は今までに見たことがないくらい曇っていた。


『ごめんなさい…』


ただ、謝ることしかできない。

別に聞きたくて聞いたんじゃない。

たまたまリビングに来たら聞こえた会話。
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