星の向こうできみを待っている。
「門まで来たら中に入りたくなったの!それで屋台の見学を…。時間だって、9時半に来たよ!?遅れなかったもん!」
「早すぎなんだよ…ったく」
怒ったかと思ったら呆れた顔。
忙しい人だね。
「これ、あとお前らに任せた」
そう言って、颯斗は持っていたチラシの束を、さっき声をかけてくれた男の子に渡した。
「颯斗クン、仕事放棄デスカ~」
「自分だけ女遊びデスカ~?
いいご身分デスネ~」
なんか、これってまずくない?
今にも喧嘩が始まっちゃそうだよ!?