『One more Love♡』
「ケータイショップは,いつでも行けますから。今は,璃桜くんの事が優先です。」
あたしが微笑みながら言うと,
「ありがとう,ココちゃん。きっと,ココちゃんがそんな人だから,人見知りの激しい璃桜も心を開いてるのね」
「だといいんだけど。今は,あたしが璃桜くんの傍に居たいと思っただけだから…。」
「その気持ちが,ワタシは,嬉しいわ。璃桜は女性から受ける愛情を殆ど知らない状態で育って来てるから…」
「えっ?」
あたしが首を傾げて聞き返すと,予約のお客様の時間が近付いてたのだろう…〝ここの奥が,ダイニングキッチンだから…〟っと慎さんは言いながら,あたしに璃桜くんの事を任せて,職場である1階へと戻って行ったのだ。
「璃桜くん,ここで寝てたの?」
「うん。パパがおちごとやすめないから…っていってて…でも,あいまにのぞきにくゆからって…パパにここでねんねしてなさい…っていわれたの〜」
「そっかぁ~。優しいパパだね」
あたしは,璃桜くんにそう言って布団が敷いてあるところまで行き,璃桜くんを布団の中に寝転ばせると,2人でお絵描きをし始めたのだ。
お絵描きをし始めてしばらくした頃,璃桜くんが持ってたクレヨンが手から落ちた。
「璃桜くん?」
「……ん…」
「眠くなって来ちゃった?」
「………ん((コクンッ」
璃桜くんは,クレヨンを持ってなかった方の手で目を擦りだした。
「璃桜くん,少しねんねしよう?」
あたしがそう言うと,璃桜くんは素直に『コクン』っと頷き,あたしに抱き着いてきた。
「えっ?」
「ココたん…しょばにいてくえゆ?」
璃桜くんが眉をハの字に垂れ下げながら,上目遣いであたしの顔を見てくる。
「大丈夫。ずっと傍に居るから…安心してねんねしようね」
あたしが抱き着いてきた璃桜くんの背中を『ポンポン』っと叩きながら,抱き締め返すと,璃桜くんは,ゆっくりと瞼を綴じた。
「……スゥースゥー…」
「……((クスッ
((よく寝てる。早く良くなるといいね,璃桜くん ))」
あたしは,璃桜くんの頭を撫でると,ゆっくりと腕を緩め,
璃桜くんを布団の中に眠らせ,ダイニングキッチンの方へと行ったのだった。
「……((慎さんの家に連れて来られたのはいいけど…ホントに一緒に住んでもいいのかなぁ~。それに…璃桜くんのお母さんは…?))」
あたしが1人でモヤモヤ~っとしてると,鍵の開く音が聞こえてきた。
「ん?今…扉の開く音が聞こえた様な……」
「ココちゃん」
「あっ。慎さん」
「璃桜は?」
「今は眠ってます。お絵描きしてる最中に眠っちゃったので…。」
「そう…よかった」
慎さんは,ため息を1つつくと,ダイニングの椅子に腰をおろした。
「璃桜くんが心配で,戻って来たんですか?」
「ええ。璃桜は,ワタシにとって大切な愛息子だから…。今日は,昨日の夜からまた,咳き込みが酷くなってたから,保育所に預けなかったの。予約入るまでは,上に…璃桜の傍に居られると思って…」
「そうだったんですね。」
あたしが慎さんの前の椅子に腰を掛けると,微笑みながら聞いてきた。
「ココちゃんは,璃桜の母親について…何も聞かないの?」
「えっ?」
「ぃゃ…普通,知りたいものでしょ?」
「ん~まぁ普通は,知りたいと思うかもですが…あたしは,ムリに聞こうとは,思わないですよ。人にはそれぞれ理由があると思うので…。でも,慎さんが話したいと思った時は…その時は,いつでも話して下さいね。話ぐらいしか聞けないけど…何でも聞きますから」
「ココちゃん…ありがとうね。」
あたしは,『フルフル』っと頭を横に振った。
あたしが微笑みながら言うと,
「ありがとう,ココちゃん。きっと,ココちゃんがそんな人だから,人見知りの激しい璃桜も心を開いてるのね」
「だといいんだけど。今は,あたしが璃桜くんの傍に居たいと思っただけだから…。」
「その気持ちが,ワタシは,嬉しいわ。璃桜は女性から受ける愛情を殆ど知らない状態で育って来てるから…」
「えっ?」
あたしが首を傾げて聞き返すと,予約のお客様の時間が近付いてたのだろう…〝ここの奥が,ダイニングキッチンだから…〟っと慎さんは言いながら,あたしに璃桜くんの事を任せて,職場である1階へと戻って行ったのだ。
「璃桜くん,ここで寝てたの?」
「うん。パパがおちごとやすめないから…っていってて…でも,あいまにのぞきにくゆからって…パパにここでねんねしてなさい…っていわれたの〜」
「そっかぁ~。優しいパパだね」
あたしは,璃桜くんにそう言って布団が敷いてあるところまで行き,璃桜くんを布団の中に寝転ばせると,2人でお絵描きをし始めたのだ。
お絵描きをし始めてしばらくした頃,璃桜くんが持ってたクレヨンが手から落ちた。
「璃桜くん?」
「……ん…」
「眠くなって来ちゃった?」
「………ん((コクンッ」
璃桜くんは,クレヨンを持ってなかった方の手で目を擦りだした。
「璃桜くん,少しねんねしよう?」
あたしがそう言うと,璃桜くんは素直に『コクン』っと頷き,あたしに抱き着いてきた。
「えっ?」
「ココたん…しょばにいてくえゆ?」
璃桜くんが眉をハの字に垂れ下げながら,上目遣いであたしの顔を見てくる。
「大丈夫。ずっと傍に居るから…安心してねんねしようね」
あたしが抱き着いてきた璃桜くんの背中を『ポンポン』っと叩きながら,抱き締め返すと,璃桜くんは,ゆっくりと瞼を綴じた。
「……スゥースゥー…」
「……((クスッ
((よく寝てる。早く良くなるといいね,璃桜くん ))」
あたしは,璃桜くんの頭を撫でると,ゆっくりと腕を緩め,
璃桜くんを布団の中に眠らせ,ダイニングキッチンの方へと行ったのだった。
「……((慎さんの家に連れて来られたのはいいけど…ホントに一緒に住んでもいいのかなぁ~。それに…璃桜くんのお母さんは…?))」
あたしが1人でモヤモヤ~っとしてると,鍵の開く音が聞こえてきた。
「ん?今…扉の開く音が聞こえた様な……」
「ココちゃん」
「あっ。慎さん」
「璃桜は?」
「今は眠ってます。お絵描きしてる最中に眠っちゃったので…。」
「そう…よかった」
慎さんは,ため息を1つつくと,ダイニングの椅子に腰をおろした。
「璃桜くんが心配で,戻って来たんですか?」
「ええ。璃桜は,ワタシにとって大切な愛息子だから…。今日は,昨日の夜からまた,咳き込みが酷くなってたから,保育所に預けなかったの。予約入るまでは,上に…璃桜の傍に居られると思って…」
「そうだったんですね。」
あたしが慎さんの前の椅子に腰を掛けると,微笑みながら聞いてきた。
「ココちゃんは,璃桜の母親について…何も聞かないの?」
「えっ?」
「ぃゃ…普通,知りたいものでしょ?」
「ん~まぁ普通は,知りたいと思うかもですが…あたしは,ムリに聞こうとは,思わないですよ。人にはそれぞれ理由があると思うので…。でも,慎さんが話したいと思った時は…その時は,いつでも話して下さいね。話ぐらいしか聞けないけど…何でも聞きますから」
「ココちゃん…ありがとうね。」
あたしは,『フルフル』っと頭を横に振った。