『One more Love♡』
「あの…慎さん?鳴海さんが〝分かった 〟って言って下に降りて行っちゃいましたけど…大丈夫なんでしょうか?」
あたしが焦るのを他所に,慎さんは微笑み掛けてきた。
「大丈夫よ。きっと,他のスタッフに先に言いに行ってくれたのよ。後は…鳴海の事だから,璃桜を寝かせる場所の確保ってトコロかしら?」
「…えっ?だって…鳴海さんは反対してたんじゃ…?」
「そうね。確かに,反対意見を言ってたけどね…でも,鳴海だって鬼じゃないわ。璃桜が感じてる不安な気持ちも,きっと分かるんじゃないかしら?」
慎さんは,璃桜くんの寝ている場所までやってくると,璃桜くんの頬を撫でた。
「ココちゃん,ありがとね。店の事と璃桜の事…両方の事を考えてくれて。」
「いえ。あたしに出来る事をしたかっただけだから…。さっき,璃桜くんが泣いた時の事を思い出したら…傍に居てあげたい…って思ったんです。でも,それと同時に,慎さんの力にもなりたい…とも思いました。困ってるなら,助けたい…って。」
「ココちゃん…」
「だって慎さんは,あたしがその…結婚式が出来なくなった…って話たら,直ぐに色々な事の対応してくれたじゃないですか。」
あたしが微笑むと,慎さんも微笑み返してくれた。
それから暫くして時計を見た慎さんは,
「大変!!もうこんな時間なのね。乃木様が来店しちゃうわ。ワタシ,先に下に降りて,スタッフみんなにお願いして,乃木様にも事情説明して来るから,ココちゃんは,璃桜を連れて下に降りて来てくれる?」
〝 鍵は,ここに置いておくから…お願いね〟っとだけ言い残して,慎さんは,サロンへと戻って行ったのだ。
あたしが焦るのを他所に,慎さんは微笑み掛けてきた。
「大丈夫よ。きっと,他のスタッフに先に言いに行ってくれたのよ。後は…鳴海の事だから,璃桜を寝かせる場所の確保ってトコロかしら?」
「…えっ?だって…鳴海さんは反対してたんじゃ…?」
「そうね。確かに,反対意見を言ってたけどね…でも,鳴海だって鬼じゃないわ。璃桜が感じてる不安な気持ちも,きっと分かるんじゃないかしら?」
慎さんは,璃桜くんの寝ている場所までやってくると,璃桜くんの頬を撫でた。
「ココちゃん,ありがとね。店の事と璃桜の事…両方の事を考えてくれて。」
「いえ。あたしに出来る事をしたかっただけだから…。さっき,璃桜くんが泣いた時の事を思い出したら…傍に居てあげたい…って思ったんです。でも,それと同時に,慎さんの力にもなりたい…とも思いました。困ってるなら,助けたい…って。」
「ココちゃん…」
「だって慎さんは,あたしがその…結婚式が出来なくなった…って話たら,直ぐに色々な事の対応してくれたじゃないですか。」
あたしが微笑むと,慎さんも微笑み返してくれた。
それから暫くして時計を見た慎さんは,
「大変!!もうこんな時間なのね。乃木様が来店しちゃうわ。ワタシ,先に下に降りて,スタッフみんなにお願いして,乃木様にも事情説明して来るから,ココちゃんは,璃桜を連れて下に降りて来てくれる?」
〝 鍵は,ここに置いておくから…お願いね〟っとだけ言い残して,慎さんは,サロンへと戻って行ったのだ。