『One more Love♡』
「ちょっと,雅?何がいい傾向なの?」
「何でもねぇよ,気にすんなって。」
雅先生は,慎さんにそう言うと,あたしに抱き着いたままの璃桜くんの様子を見ていた。
「あっ!!そだ。慎さん?」
「何かしら?」
あたしは,璃桜くんとじゃれながら話掛ける。
「今日の夕飯,あたしが作りますね。何かリクエストとかありますか?」
「あら,作って貰っちゃていいの?」
「はい」
あたしが微笑みながら頷くと,〝ボク,ハンバーウがいいの~ 〟っと膝の上に居た璃桜くんが,目を輝かせてあたしの顔を見つめて言ってくる。
「じゃぁ,璃桜の食べたい物でお願いしようかしら」
「分かりました」
あたしは,『クスッ』と笑いながら答える。
「ちょっと待て。慎,どういう事だ?ココちゃん…此処に住んで…じゃないな…住むのかっ?」
雅先生は,あたしと慎さんと璃桜くんの会話の内容に驚いたのか,声を荒らげている。
「そうよ。今日から3人で仲良く暮らすの。だから,アンタは,何も気にせずに弥姫ちゃんの家に行っても大丈夫よ?」
「そっ,そうか…。って,そうじゃねぇっ!!そんな事勝手に決めていいのかよ。ココちゃんのご両親だって心p…」
「してません!!」
「えっ」
「心配なんか…してませんから…いいんです。」
あたしは,雅先生の声に覆い被さる様に言った。
「おい,慎っ。心配なんかしてない…って一体どういう事だよ?」
「そっ,それは…」
「理由が知りたかったら,弥姫に聞いて下さい。弥姫は全部知ってますから…」
「ココたん?だいじょうう?」
「あっ…大丈夫だよ。心配してくれて,ありがとう」
あたしは,璃桜くんを抱く手に力が入っていたのか,心配そうな顔をして,璃桜くんは,あたしの顔を覗き込む。
「雅,詳しくは,話せないけど,ココちゃんは信用してた御家族と婚約者に裏切られたのよ。だから,帰る家がないの…っていうか…家には帰れないの。」
「………そう…だったのか…」
雅先生は,バツが悪そうに頭を搔くと,慎さんは,雅さんの肩を『ポン』っと叩いたのだ。
「夕飯の材料買って来なくちゃね」
「あっ。なら,あたしが買ってきます。」
「ワタシが買ってくるわ。ココちゃんは,ここで待ってなさい。」
「えっ,でも…慎さん仕事まだ終わってないですよね?」
あたしが首を傾げながら問うと,
「あ…そうでした…。じゃぁお願いしてもいい?」
「はい。任せて下さい」
あたしは,意気込んで返事をする。
「璃桜くん,すぐに帰って来るから,ちょっとだけ待っててね」
抱き着いていた璃桜くんの頭を撫でながらそう言うと,璃桜くんは,『フルフル』っと頭を横に振って嫌がる。
「すぐ帰って来るよ」
「イヤ。ボクもいっちょにいくの」
「璃桜くん…」
「璃桜,ココちゃんはスーパーに買い物に行くだけで,すぐに戻って来るから,パパと待ってようね?」
慎さんも璃桜くんを説得させる様に言うが,首を横に振るだけだった。
「…仕方ないなぁ~。慎,車のキー貸せ。」
「えっ,いいけど…車のキー,どうするの?」
慎さんは,雅先生に言われるがまま車のキーを手渡すと,
「オレが車で連れてってやる。そうしたら,体調が本調子じゃない璃桜が一緒でも安心だろ?」
「雅先生…」
「みやくん,ありやと」
あたしに抱き着いてた璃桜くんは,雅先生に飛び付いた。
「うおっ!!おま,ホントに元気になったな。」
雅先生は,璃桜くんを抱き上げて,片腕で抱っこする。
「みやくんもいっちょに,ごはんたべゆの~」
「えっ。オレも一緒に?」
「うん」
璃桜くんの誘いに〝 参ったなぁ~〟っという顔で居た雅先生に,慎さんは1つ提案をした。
「璃桜からのお誘いなんだから,せっかくだし,雅も夕飯一緒しなさいよ。何なら弥姫ちゃんも一緒でもいいからさ。」
「みきたんもいっちょ~」
慎さんと璃桜にそう言われて勘弁した雅先生は,苦笑いしながら,〝 弥姫にも後で連絡しなきゃな…〟と言って車の方へと向かい出した。
「何でもねぇよ,気にすんなって。」
雅先生は,慎さんにそう言うと,あたしに抱き着いたままの璃桜くんの様子を見ていた。
「あっ!!そだ。慎さん?」
「何かしら?」
あたしは,璃桜くんとじゃれながら話掛ける。
「今日の夕飯,あたしが作りますね。何かリクエストとかありますか?」
「あら,作って貰っちゃていいの?」
「はい」
あたしが微笑みながら頷くと,〝ボク,ハンバーウがいいの~ 〟っと膝の上に居た璃桜くんが,目を輝かせてあたしの顔を見つめて言ってくる。
「じゃぁ,璃桜の食べたい物でお願いしようかしら」
「分かりました」
あたしは,『クスッ』と笑いながら答える。
「ちょっと待て。慎,どういう事だ?ココちゃん…此処に住んで…じゃないな…住むのかっ?」
雅先生は,あたしと慎さんと璃桜くんの会話の内容に驚いたのか,声を荒らげている。
「そうよ。今日から3人で仲良く暮らすの。だから,アンタは,何も気にせずに弥姫ちゃんの家に行っても大丈夫よ?」
「そっ,そうか…。って,そうじゃねぇっ!!そんな事勝手に決めていいのかよ。ココちゃんのご両親だって心p…」
「してません!!」
「えっ」
「心配なんか…してませんから…いいんです。」
あたしは,雅先生の声に覆い被さる様に言った。
「おい,慎っ。心配なんかしてない…って一体どういう事だよ?」
「そっ,それは…」
「理由が知りたかったら,弥姫に聞いて下さい。弥姫は全部知ってますから…」
「ココたん?だいじょうう?」
「あっ…大丈夫だよ。心配してくれて,ありがとう」
あたしは,璃桜くんを抱く手に力が入っていたのか,心配そうな顔をして,璃桜くんは,あたしの顔を覗き込む。
「雅,詳しくは,話せないけど,ココちゃんは信用してた御家族と婚約者に裏切られたのよ。だから,帰る家がないの…っていうか…家には帰れないの。」
「………そう…だったのか…」
雅先生は,バツが悪そうに頭を搔くと,慎さんは,雅さんの肩を『ポン』っと叩いたのだ。
「夕飯の材料買って来なくちゃね」
「あっ。なら,あたしが買ってきます。」
「ワタシが買ってくるわ。ココちゃんは,ここで待ってなさい。」
「えっ,でも…慎さん仕事まだ終わってないですよね?」
あたしが首を傾げながら問うと,
「あ…そうでした…。じゃぁお願いしてもいい?」
「はい。任せて下さい」
あたしは,意気込んで返事をする。
「璃桜くん,すぐに帰って来るから,ちょっとだけ待っててね」
抱き着いていた璃桜くんの頭を撫でながらそう言うと,璃桜くんは,『フルフル』っと頭を横に振って嫌がる。
「すぐ帰って来るよ」
「イヤ。ボクもいっちょにいくの」
「璃桜くん…」
「璃桜,ココちゃんはスーパーに買い物に行くだけで,すぐに戻って来るから,パパと待ってようね?」
慎さんも璃桜くんを説得させる様に言うが,首を横に振るだけだった。
「…仕方ないなぁ~。慎,車のキー貸せ。」
「えっ,いいけど…車のキー,どうするの?」
慎さんは,雅先生に言われるがまま車のキーを手渡すと,
「オレが車で連れてってやる。そうしたら,体調が本調子じゃない璃桜が一緒でも安心だろ?」
「雅先生…」
「みやくん,ありやと」
あたしに抱き着いてた璃桜くんは,雅先生に飛び付いた。
「うおっ!!おま,ホントに元気になったな。」
雅先生は,璃桜くんを抱き上げて,片腕で抱っこする。
「みやくんもいっちょに,ごはんたべゆの~」
「えっ。オレも一緒に?」
「うん」
璃桜くんの誘いに〝 参ったなぁ~〟っという顔で居た雅先生に,慎さんは1つ提案をした。
「璃桜からのお誘いなんだから,せっかくだし,雅も夕飯一緒しなさいよ。何なら弥姫ちゃんも一緒でもいいからさ。」
「みきたんもいっちょ~」
慎さんと璃桜にそう言われて勘弁した雅先生は,苦笑いしながら,〝 弥姫にも後で連絡しなきゃな…〟と言って車の方へと向かい出した。