『One more Love♡』
「あ…そろそろ,璃桜くん起こさなきゃですね」
「あら,ホントもうこんな時間…話してると時間が過ぎるの早いわね」
あたしがソファーから立ち上がり,璃桜くんを起こしに行こうとすると,慎さんもソファーから立ち上がり付いてこようとする。
「1人でも大丈夫ですよ?」
「一緒に行くわ。その方が璃桜も喜ぶと思うの」
慎さんは,そう言うと,そのまま璃桜くんが眠る部屋へと歩き出し,あたしも慌てて追い掛けた。
あたしは,ベッドの縁に腰を掛けて,
「璃桜くん,朝だよ起きて」
「………」
「…気持ち良さそうに寝てる…こんな顔して寝てる璃桜初めて見たかも知れないわ…」
「えっ…?」
「…ずっと…寂しかったのを我慢してたのかも…」
「…どういう事ですか?」
あたしが首を傾げてると,慎さんは,ゆっくりと反対側のベッドの縁に腰を掛けた。
「璃桜は,家族愛ってのをワタシからしか受けてないでしょ?」
「あ…」
あたしは皆まで言われる前に察しがついた。
「璃桜くん…」
「……ん…」
「璃桜,朝だよ。そろそろおっきしようね」
「ぁ~ぃ…」
璃桜くんは,ゆっくりとベッドから起き,目を擦りながら,
「パパ,おあよ…」
「おはよ」
「璃桜くん,おはよ」
あたしが挨拶をすると,
「ココたんおあよ~」
璃桜くんは,ベッドから身を乗り出して,あたしに抱き着いて来て,あたしは微笑みながら抱き締め返した。
「璃桜くん,グッスリ寝れたみたいだね」
「うん」
「朝ご飯出来てるから,朝ご飯にしようね」
あたしがそのまま璃桜くんを抱っこしようとすると,横から手が伸びて来て,慎さんが璃桜くんを抱っこしてくれた。
「パパ」
「ココちゃんにだけズルいわ。パパも璃桜を抱き締めたい」
慎さんに抱き締められたその流れで,璃桜くんを抱っこをし,そのままダイニングへと向かい出し,あたしはその後ろをついて行き,3人で朝食を取り始めた。
「ねぇ,璃桜?」
「んゅ?」
璃桜くんは,口にスクランブルエッグを含んだまま慎さんに返事をすると,慎さんは『クスっ』っと微笑む。
「璃桜は,今日,保育所に行けそう?」
「………」
「もしムリなら,ココちゃんと一緒に居てくれるかなぁ?パパね,お仕事で今日お店じゃなく,スタジオの方に行かなきゃダメなのよ…」
「ココたんといっちょ?」
璃桜くんは,口をモゴモゴさせながら,あたしの方を見つめてくる。
「そうだよ~。用事があるから少し出掛けるけど,その後は買い物に行く感じかな。璃桜くんどうする?」
「ボク…」
「ん?」
「ボク…ココたんといっちょにいたい」
璃桜くんは,あたしに腕を伸ばしてくる。
「ん。じゃぁ,一緒に居ようね」
あたしは,璃桜くんを子供用の椅子から抱き上げて抱っこをし,強く抱き締めた。
「あら,ホントもうこんな時間…話してると時間が過ぎるの早いわね」
あたしがソファーから立ち上がり,璃桜くんを起こしに行こうとすると,慎さんもソファーから立ち上がり付いてこようとする。
「1人でも大丈夫ですよ?」
「一緒に行くわ。その方が璃桜も喜ぶと思うの」
慎さんは,そう言うと,そのまま璃桜くんが眠る部屋へと歩き出し,あたしも慌てて追い掛けた。
あたしは,ベッドの縁に腰を掛けて,
「璃桜くん,朝だよ起きて」
「………」
「…気持ち良さそうに寝てる…こんな顔して寝てる璃桜初めて見たかも知れないわ…」
「えっ…?」
「…ずっと…寂しかったのを我慢してたのかも…」
「…どういう事ですか?」
あたしが首を傾げてると,慎さんは,ゆっくりと反対側のベッドの縁に腰を掛けた。
「璃桜は,家族愛ってのをワタシからしか受けてないでしょ?」
「あ…」
あたしは皆まで言われる前に察しがついた。
「璃桜くん…」
「……ん…」
「璃桜,朝だよ。そろそろおっきしようね」
「ぁ~ぃ…」
璃桜くんは,ゆっくりとベッドから起き,目を擦りながら,
「パパ,おあよ…」
「おはよ」
「璃桜くん,おはよ」
あたしが挨拶をすると,
「ココたんおあよ~」
璃桜くんは,ベッドから身を乗り出して,あたしに抱き着いて来て,あたしは微笑みながら抱き締め返した。
「璃桜くん,グッスリ寝れたみたいだね」
「うん」
「朝ご飯出来てるから,朝ご飯にしようね」
あたしがそのまま璃桜くんを抱っこしようとすると,横から手が伸びて来て,慎さんが璃桜くんを抱っこしてくれた。
「パパ」
「ココちゃんにだけズルいわ。パパも璃桜を抱き締めたい」
慎さんに抱き締められたその流れで,璃桜くんを抱っこをし,そのままダイニングへと向かい出し,あたしはその後ろをついて行き,3人で朝食を取り始めた。
「ねぇ,璃桜?」
「んゅ?」
璃桜くんは,口にスクランブルエッグを含んだまま慎さんに返事をすると,慎さんは『クスっ』っと微笑む。
「璃桜は,今日,保育所に行けそう?」
「………」
「もしムリなら,ココちゃんと一緒に居てくれるかなぁ?パパね,お仕事で今日お店じゃなく,スタジオの方に行かなきゃダメなのよ…」
「ココたんといっちょ?」
璃桜くんは,口をモゴモゴさせながら,あたしの方を見つめてくる。
「そうだよ~。用事があるから少し出掛けるけど,その後は買い物に行く感じかな。璃桜くんどうする?」
「ボク…」
「ん?」
「ボク…ココたんといっちょにいたい」
璃桜くんは,あたしに腕を伸ばしてくる。
「ん。じゃぁ,一緒に居ようね」
あたしは,璃桜くんを子供用の椅子から抱き上げて抱っこをし,強く抱き締めた。