『One more Love♡』
「じゃぁ,一緒に出掛ける為にも,早く朝ご飯食べちゃわなきゃね」
「うん♪」
あたしは,再び璃桜くんを子供用の椅子に座らせると,璃桜くんは,朝ご飯の続きを食べ始め,あたしも自分の食べ掛けを完食した。
「「「ごちそうさまでし(ち)た」」」
あたし達,3人揃って食べ終わると,あたしは早速立ち上がり,使った食器類の洗い物を始める。
「あっ。ココちゃん,ワタシがするわよ?」
「いえ。大丈夫ですよ。慎さんは,仕事に行く準備して下さい。」
「…じゃ,お言葉に甘えて準備させて貰うわ。」
慎さんは,立ち上がると,璃桜くんを子供用の椅子から下ろし,
「璃桜もお出掛けする準備しようね」
「うん。おきがえしゅる~」
璃桜くんは,『トテトテ』っと走って自分の部屋に向かい
服を着替えて,身だしなみを整える。
あたしも,その間に洗い物を終わらせて,出掛ける準備をし始めた。
「コ~コちゃん」
「はい?」
「ワタシにココちゃんのメイクさせてくれないかしら?」
「えっ」
あたしが後ろを振り向くと,慎さんはあたしの顔を両手で包み込む。
「……ぁ」
「…顔色,肌質…問題なさそうね。」
「慎さん,時間大丈夫?」
「ええ。まだ大丈夫よ。」
慎さんは,そう言うと,素早くメイクをし始めてくれた。
「ココちゃんの好みは昨日聞いたから,ココちゃんの好みのメイクにするわね」
「………」
数分後…
「よし。メイクは出来上がり。少し髪も弄るわね。」
慎さんは,前髪をポンパドールにし,何処から出したのか分からない可愛らしいシュシュで,フワッとサイドでくくる。
「ん。出来上がり」
慎さんは,満足って言う顔をしながら,あたしに2枚の手鏡を渡すと,あたしは,その鏡を使って仕上がりを確認した。
「メイクは,璃桜と一緒だからココちゃん好みのメイク風で淡い色で仕上げてみたわ。髪は前髪をポンパドールにして,ゆるふわなサイドくくりに…」
「………」
「…気に…入らなかった…かしら?」
あたしは『フルフル』っと頭を横に振る。
「こんな可愛い髪型とかメイクした事ないから…言葉が出なかっただけです。慎さん,ありがとうございます」
「お礼をいうのは,ワタシの方よ?」
「えっ?」
あたしは『クルッ』っと向きを変えて慎さんの方を見ると,
「璃桜の事を一番に考えてくれて…すごく嬉しかったわ。ホントにありがとう」
「いえ」
「ワタシ,ココちゃんの事好きだわ」
「……へっ?」
あたしは,イキナリの慎さんの告白(?)に頬が紅くなり思わず声が裏返った。
「うん♪」
あたしは,再び璃桜くんを子供用の椅子に座らせると,璃桜くんは,朝ご飯の続きを食べ始め,あたしも自分の食べ掛けを完食した。
「「「ごちそうさまでし(ち)た」」」
あたし達,3人揃って食べ終わると,あたしは早速立ち上がり,使った食器類の洗い物を始める。
「あっ。ココちゃん,ワタシがするわよ?」
「いえ。大丈夫ですよ。慎さんは,仕事に行く準備して下さい。」
「…じゃ,お言葉に甘えて準備させて貰うわ。」
慎さんは,立ち上がると,璃桜くんを子供用の椅子から下ろし,
「璃桜もお出掛けする準備しようね」
「うん。おきがえしゅる~」
璃桜くんは,『トテトテ』っと走って自分の部屋に向かい
服を着替えて,身だしなみを整える。
あたしも,その間に洗い物を終わらせて,出掛ける準備をし始めた。
「コ~コちゃん」
「はい?」
「ワタシにココちゃんのメイクさせてくれないかしら?」
「えっ」
あたしが後ろを振り向くと,慎さんはあたしの顔を両手で包み込む。
「……ぁ」
「…顔色,肌質…問題なさそうね。」
「慎さん,時間大丈夫?」
「ええ。まだ大丈夫よ。」
慎さんは,そう言うと,素早くメイクをし始めてくれた。
「ココちゃんの好みは昨日聞いたから,ココちゃんの好みのメイクにするわね」
「………」
数分後…
「よし。メイクは出来上がり。少し髪も弄るわね。」
慎さんは,前髪をポンパドールにし,何処から出したのか分からない可愛らしいシュシュで,フワッとサイドでくくる。
「ん。出来上がり」
慎さんは,満足って言う顔をしながら,あたしに2枚の手鏡を渡すと,あたしは,その鏡を使って仕上がりを確認した。
「メイクは,璃桜と一緒だからココちゃん好みのメイク風で淡い色で仕上げてみたわ。髪は前髪をポンパドールにして,ゆるふわなサイドくくりに…」
「………」
「…気に…入らなかった…かしら?」
あたしは『フルフル』っと頭を横に振る。
「こんな可愛い髪型とかメイクした事ないから…言葉が出なかっただけです。慎さん,ありがとうございます」
「お礼をいうのは,ワタシの方よ?」
「えっ?」
あたしは『クルッ』っと向きを変えて慎さんの方を見ると,
「璃桜の事を一番に考えてくれて…すごく嬉しかったわ。ホントにありがとう」
「いえ」
「ワタシ,ココちゃんの事好きだわ」
「……へっ?」
あたしは,イキナリの慎さんの告白(?)に頬が紅くなり思わず声が裏返った。