『One more Love♡』
「これからも,アイツ等の雑用頼んだぞ」
「はい。ありがとうございます」
あたしは,編集長にお礼を言うと,今度は,璃桜くんの話しになった。
「なぁ五十嵐?」
「はい,何でしょう?」
「璃桜くんの事で聞きたい事があるんだが…」
「?」
あたしは首を傾げてると,カバンの中に入ってるスマホが『トゥルルル…』と着信を知らせる。
「誰からだろう…」
あたしは,カバンの中からスマホを取り出し,相手を確認すると,ビデオ通話で慎さんからだった。
「編集長,ちょっと電話に出てもいいですか?」
「それは…構わないが…じゃぁ電話してる間,俺は一服して来るよ」
「すみません」
あたしは,編集長に断りを入れた後,電話に出た。
「もしもし,慎さんお仕事お疲れ様です。」
{ココちゃん,今大丈夫?}
「はい。大丈夫ですよ。慎さんは,今,休憩中なんですか?」
{ええ…っと言いたい所なんだけど,モデル待ちなのよぉ}
「ありゃ…そうなんですか?」
{そそ。だから,待ち時間使って電話しちゃったわ。璃桜は,賢くしてるかしら?}
「ちょっと待って下さいね」
あたしは,横の椅子に座ってた璃桜くんを膝の上に座らせて,スマホ覗く様に促すと,
「あっ!!パパ」
{璃桜,賢くしてる?ココちゃんの言う事聞いてる?}
「うん。ちゃんとかちこくちてるよ~。ねっ,ココたん」
「ん。ちゃんと賢くしてるよね」
あたしは,璃桜くんに頬擦りすると,
{あーー!!璃桜だけずる~い。パパも仲間に入れて~}
「パパおちごとだいじょうなの?」
璃桜くんが笑いながら慎さんにそう言うと,
{ココちゃん,璃桜,思ったよりも早く終わると思うの。今どこに居る?}
「今はまだ,編集会社に居ますよ。まだもう少し,編集長と話をしないといけない事がありますから…」
{なるほど。じゃぁ,ワタシの仕事が終わったら,そっちに迎えに行くわ。何て編集会社?}
「栄友社(エイユウシャ)ってところです」
{栄友社…}
「パパ?どうかちたの?」
{ううん,どうもしないわ。じゃぁパパお仕事に戻るけど,璃桜,ココちゃんの傍離れちゃダメよ?分かった?}
「うん。パパ,おちごとがんばってね」
{ありがとう。後で迎えに行くから,3人で買い物行こうね}
「うん,じゃあね」
「慎さん,連絡ありがとうございます。璃桜くん,とてもうれしそうにしてますよ」
{ううん。ワタシが璃桜とココちゃんの顔見たかっただけだから…}
「慎さん…」
そんな話をしてたら,後ろの方から慎さんを呼ぶ声が聞こえた。
「呼ばれてますね」
{そのようね…じゃぁまた後でね}
「はい。お仕事頑張って下さいね」
あたしと璃桜くんは,ビデオ通話の画面映る慎さんに手を振って電話を切った。
「はい。ありがとうございます」
あたしは,編集長にお礼を言うと,今度は,璃桜くんの話しになった。
「なぁ五十嵐?」
「はい,何でしょう?」
「璃桜くんの事で聞きたい事があるんだが…」
「?」
あたしは首を傾げてると,カバンの中に入ってるスマホが『トゥルルル…』と着信を知らせる。
「誰からだろう…」
あたしは,カバンの中からスマホを取り出し,相手を確認すると,ビデオ通話で慎さんからだった。
「編集長,ちょっと電話に出てもいいですか?」
「それは…構わないが…じゃぁ電話してる間,俺は一服して来るよ」
「すみません」
あたしは,編集長に断りを入れた後,電話に出た。
「もしもし,慎さんお仕事お疲れ様です。」
{ココちゃん,今大丈夫?}
「はい。大丈夫ですよ。慎さんは,今,休憩中なんですか?」
{ええ…っと言いたい所なんだけど,モデル待ちなのよぉ}
「ありゃ…そうなんですか?」
{そそ。だから,待ち時間使って電話しちゃったわ。璃桜は,賢くしてるかしら?}
「ちょっと待って下さいね」
あたしは,横の椅子に座ってた璃桜くんを膝の上に座らせて,スマホ覗く様に促すと,
「あっ!!パパ」
{璃桜,賢くしてる?ココちゃんの言う事聞いてる?}
「うん。ちゃんとかちこくちてるよ~。ねっ,ココたん」
「ん。ちゃんと賢くしてるよね」
あたしは,璃桜くんに頬擦りすると,
{あーー!!璃桜だけずる~い。パパも仲間に入れて~}
「パパおちごとだいじょうなの?」
璃桜くんが笑いながら慎さんにそう言うと,
{ココちゃん,璃桜,思ったよりも早く終わると思うの。今どこに居る?}
「今はまだ,編集会社に居ますよ。まだもう少し,編集長と話をしないといけない事がありますから…」
{なるほど。じゃぁ,ワタシの仕事が終わったら,そっちに迎えに行くわ。何て編集会社?}
「栄友社(エイユウシャ)ってところです」
{栄友社…}
「パパ?どうかちたの?」
{ううん,どうもしないわ。じゃぁパパお仕事に戻るけど,璃桜,ココちゃんの傍離れちゃダメよ?分かった?}
「うん。パパ,おちごとがんばってね」
{ありがとう。後で迎えに行くから,3人で買い物行こうね}
「うん,じゃあね」
「慎さん,連絡ありがとうございます。璃桜くん,とてもうれしそうにしてますよ」
{ううん。ワタシが璃桜とココちゃんの顔見たかっただけだから…}
「慎さん…」
そんな話をしてたら,後ろの方から慎さんを呼ぶ声が聞こえた。
「呼ばれてますね」
{そのようね…じゃぁまた後でね}
「はい。お仕事頑張って下さいね」
あたしと璃桜くんは,ビデオ通話の画面映る慎さんに手を振って電話を切った。