『One more Love♡』
「編集長,すみません。」
「?」
「実は…LINEのデータ…全部ダメになったんです…」
「はっ?」
あたしは,前まで使ってたiPhoneを2日前に地面に叩き壊した事をオズオズと話す。
「……」
「編集長?」
「………」
「あ,あのっ……」
「あ…悪い…これまた衝撃的な…でも,言われてみれば…さっき電話くれた時も登録してない番号だったな
。よく,俺の番号覚えてたな」
「覚えてた…っていうか…システム手帳に書いてたんです」
「なるほどな」
編集長は,納得した後,ジャケットの内ポケットからスマホを取り出す。
「ほら,ID交換するぞ」
「あ…すみません…IDまだ作ってないんです…」
「マジか…じゃぁ五十嵐が俺のIDで検索してくれ…」
「ちょっと待って下さいね…」
あたしは,璃桜くんを落とさない様に片手でしっかりと抱っこをして,スマホをカバンの中から取り出すが,手帳型のケースに入れたスマホでID検索を片手でするのが難しい…。
「大丈夫…か?」
編集長も気付いたのか,苦笑いをしている。
「ちょっと…片手でするのは…」
あたしは必死で操作する。
「えっと…あ。出てきました。これで合ってますか?」
あたしは,スマホの画面を編集長に見せると,編集長は頷く。
「じゃぁ,スタンプだけ押してもいいですか?」
「スタンプをか?」
「はい。ちょっと待って下さいね…えっと…」
あたしは,スタンプを選び編集長に送信する。
「おっ。届いたぞ…って…おま…このスタンプはないだろ」
編集長は,あたしが送ったスタンプを見て爆笑してしまった。
「?」
「実は…LINEのデータ…全部ダメになったんです…」
「はっ?」
あたしは,前まで使ってたiPhoneを2日前に地面に叩き壊した事をオズオズと話す。
「……」
「編集長?」
「………」
「あ,あのっ……」
「あ…悪い…これまた衝撃的な…でも,言われてみれば…さっき電話くれた時も登録してない番号だったな
。よく,俺の番号覚えてたな」
「覚えてた…っていうか…システム手帳に書いてたんです」
「なるほどな」
編集長は,納得した後,ジャケットの内ポケットからスマホを取り出す。
「ほら,ID交換するぞ」
「あ…すみません…IDまだ作ってないんです…」
「マジか…じゃぁ五十嵐が俺のIDで検索してくれ…」
「ちょっと待って下さいね…」
あたしは,璃桜くんを落とさない様に片手でしっかりと抱っこをして,スマホをカバンの中から取り出すが,手帳型のケースに入れたスマホでID検索を片手でするのが難しい…。
「大丈夫…か?」
編集長も気付いたのか,苦笑いをしている。
「ちょっと…片手でするのは…」
あたしは必死で操作する。
「えっと…あ。出てきました。これで合ってますか?」
あたしは,スマホの画面を編集長に見せると,編集長は頷く。
「じゃぁ,スタンプだけ押してもいいですか?」
「スタンプをか?」
「はい。ちょっと待って下さいね…えっと…」
あたしは,スタンプを選び編集長に送信する。
「おっ。届いたぞ…って…おま…このスタンプはないだろ」
編集長は,あたしが送ったスタンプを見て爆笑してしまった。