『One more Love♡』
「わぁ~たくさんあるねぇ~」
「たくちゃんあゆ~」
「どれが欲しい?」
あたしがカートに乗る璃桜くんに聞くと,璃桜くんは両手を伸ばして来る。
「降りるの?」
「うん♪」
「走り回ったりしちゃダメだよ?」
あたしは,璃桜くんにそう言って下に降ろすと,璃桜くんは気になってたお菓子の所に行き,その場にしゃがんで選ぶ。
「ココちゃん,ちょっと璃桜の事お願い出来る?」
「……?いいですけど…どうしたんですか?」
「ん…ちょっとトイレに行ってくるわ。すぐに戻るから」
「分かりました。」
あたしは,璃桜くんの方に向きを変えると,まだ決めかねてるようで,その姿が可愛過ぎて堪らなかった。
「どっちにちよう…」
「璃桜くん,両方買ってあげるよ」
「…いいの?」
「いいよ。今日,賢くしてたんだからご褒美だよ」
璃桜くんは,『ニコッ』っと笑って,あたしに向かって〝おカゴにいえて…〟っと渡してくる。カゴの中へとお菓子を入れると,〝ココたん,だっこちて~おいすにしゅわるの~〟っと両腕を伸ばす。
「賢いね」
「おやくちょくだかや」
「そっかぁ~。」
あたしは,座らせた璃桜くんの頭を撫でる。
「お菓子決まったの?」
「あ!慎さん」「パパ~」
慎さんが手を振りながら戻って来る。
「パパ,どこいってたの?」
「トイレに行ってたのよ」
慎さんは,璃桜くんの頭を撫でると,〝じゃぁ次は,食品コーナーへ行きましょうか〟っと再びカートを何も言わずに押し始めた。
食品コーナーへ着くと,
「今日の夕飯何にしようか?」
「何がいいかなぁ~。璃桜くんは,何か食べたい物ある?」
「んとね…オムオムがいいの~」
「オムオム?」
あたしが首を傾げてると,横で『クスッ』っと笑われた。
「オムオムは,璃桜の中ではオムライスの事なのよ,ココちゃん」
「な,なるほど…。オムレツ…もしくは,オムレットの事かと思っちゃいました」
あたしが舌を『テヘッ』っと出すと,慎さんは更に声を出して笑う。
「ひ,ひどぉ~い。そんなに笑わなくてもいいじゃないですかぁ」
あたしが顔を紅くしながら言うと,
「ごめんごめん…だって,オムレツもオムレットも,おかずっというよりは,どっちかっていうとおやつみたいな感じじゃない」
「たっ,確かにそうだけど…」
あたしが頬を『ぷぅー』っと膨れっ面にすると,〝機嫌直して,ココちゃん〟っと言いながら慎さんの横を歩いてたあたしの肩を抱いて来た。
「たくちゃんあゆ~」
「どれが欲しい?」
あたしがカートに乗る璃桜くんに聞くと,璃桜くんは両手を伸ばして来る。
「降りるの?」
「うん♪」
「走り回ったりしちゃダメだよ?」
あたしは,璃桜くんにそう言って下に降ろすと,璃桜くんは気になってたお菓子の所に行き,その場にしゃがんで選ぶ。
「ココちゃん,ちょっと璃桜の事お願い出来る?」
「……?いいですけど…どうしたんですか?」
「ん…ちょっとトイレに行ってくるわ。すぐに戻るから」
「分かりました。」
あたしは,璃桜くんの方に向きを変えると,まだ決めかねてるようで,その姿が可愛過ぎて堪らなかった。
「どっちにちよう…」
「璃桜くん,両方買ってあげるよ」
「…いいの?」
「いいよ。今日,賢くしてたんだからご褒美だよ」
璃桜くんは,『ニコッ』っと笑って,あたしに向かって〝おカゴにいえて…〟っと渡してくる。カゴの中へとお菓子を入れると,〝ココたん,だっこちて~おいすにしゅわるの~〟っと両腕を伸ばす。
「賢いね」
「おやくちょくだかや」
「そっかぁ~。」
あたしは,座らせた璃桜くんの頭を撫でる。
「お菓子決まったの?」
「あ!慎さん」「パパ~」
慎さんが手を振りながら戻って来る。
「パパ,どこいってたの?」
「トイレに行ってたのよ」
慎さんは,璃桜くんの頭を撫でると,〝じゃぁ次は,食品コーナーへ行きましょうか〟っと再びカートを何も言わずに押し始めた。
食品コーナーへ着くと,
「今日の夕飯何にしようか?」
「何がいいかなぁ~。璃桜くんは,何か食べたい物ある?」
「んとね…オムオムがいいの~」
「オムオム?」
あたしが首を傾げてると,横で『クスッ』っと笑われた。
「オムオムは,璃桜の中ではオムライスの事なのよ,ココちゃん」
「な,なるほど…。オムレツ…もしくは,オムレットの事かと思っちゃいました」
あたしが舌を『テヘッ』っと出すと,慎さんは更に声を出して笑う。
「ひ,ひどぉ~い。そんなに笑わなくてもいいじゃないですかぁ」
あたしが顔を紅くしながら言うと,
「ごめんごめん…だって,オムレツもオムレットも,おかずっというよりは,どっちかっていうとおやつみたいな感じじゃない」
「たっ,確かにそうだけど…」
あたしが頬を『ぷぅー』っと膨れっ面にすると,〝機嫌直して,ココちゃん〟っと言いながら慎さんの横を歩いてたあたしの肩を抱いて来た。