『One more Love♡』
「ね,ココちゃん?」
「……?」
あたしは抱き締め返したまま顔を上に向けると,ゆっくり慎さんが顔を近付けて来て唇を奪われた。
「……っ」
唇が一瞬離れたかと思うと,角度を変えてまた唇を重ねられた。
ゆっくりと唇が離れると,近距離のまま
「いきなりキスしたりしてゴメン…でも,やっぱりワタ…ぃゃ…俺…ココちゃんの事誰にも渡したくないっ。好きだよ。ココちゃん。璃桜の事を一番に考えてくれてるトコも…さっきみたいな勘違いをする所とかも…全てが愛おしい…」
「し,慎さんっ…」
あたしと慎さんは再び見詰め合うと,今度はどっちからともなく唇を重ねた…。
「ん……」
あたしと慎さんは,璃桜くんの声に我に返り,慌てて離れた。
「……ビックリした…一瞬,璃桜が目を覚ましたのかと思った…」
「あたしもです…」
あたし達は,顔を見合せて『クスクスッ』っと笑い合った後,璃桜くんの寝る部屋からリビングへと戻った。
あたしは,リビングへ戻る前にキッチンに行きコーヒーを2つ入れ,ソファーに座る慎さんに,1つ差し出した。
「えっ?」
「飲みませんか?」
「ありがとう,頂くよ」
慎さんは,あたしからマグカップを受け取るが1口も飲まずに,テーブルの上に置いた。あたしは不思議に思ったが,敢えて何も聞かずに,慎さんの座る横に腰を下ろしてコーヒーを1口飲んだ。
「……」
「……」
「さっきの事だけど…やっぱり怒ってる?」
「へっ?」
「ぁ…ぃゃ…だってほら…一応その無理やり感があった…っというか…」
慎さんが,しどろもどろで伝えてくる。
「……もし…怒ってるなら…隣に座ったりしませんよ?それに…」
「それに?」
「……やっ,やっぱり何でもないです…」
あたしがソファーから立ち上がってその場を離れようとすると,〝それに…何?最後まで言って?〟っと慎さんに手首を掴まれた。
あたしは,伝えてもいいのか…っと悩んだが,弥姫が耳元で囁いた言葉を思い出し,伝える事を決心したあたしは,ソファーに再び座った。
「……。」
「……ココちゃん?」
「あのっ…」
「ん?」
「か,…軽い女だ…とか思わないで居てくれますか?」
あたしは,俯いた状態のまま膝の上で,服を握り締めて聞く。
「そんな風に思う筈がないじゃない。」
「……す」
「?」
「キスされて,最初はビックリしたけど…嬉しかったんです」
「えっ…それは…どうして?」
慎さんは,あたしの両肩に手を置き,身体を向き合う様に引っ張る。
「……慎さんは,結婚直前で相手の男に浮気されて捨てられる様な女のあたしを好きだと言ってくれました…凄く嬉しかったんです…必要とされてるんだ…って感じさせてくれたから…。」
「…っ。当たり前だろっ!!俺は,俺の経歴になびかずに,璃桜を自分の子供の様に大切にしてくれるココちゃんに惹かれたんだっ。この子なら,璃桜も俺も幸せになれる…って…俺達親子には,ココちゃんが必要だって」
「………っ。…たしも…好きになっても…いいですか?」
あたしは消え入りそうな声て伝える…。
「えっ?」
「璃桜くんを大事にしてて,そしてあたしを必要と言ってくれた慎さんの事を…好きになっちゃ…ダメですか?」
「……っ。いいに決まってるだろっ!!」
慎さんは,あたしを強く抱き締める。
「…言っとくけど,俺…一度手に入れた物は,二度と手放さないから…そのつもりで居て?特に,ココちゃ…ぃゃ,ココの事は,絶対に手放さない!!俺にも,璃桜にも必要なんだ。ココが婚約者に捨てられたから何だって話だよ。直ぐに気持ちを切り替えすぎ…って言う奴はほっとけばいい」
「慎さん…」
「ココが教えてくれたんだろ?」
「えっ?」
あたしは,慎さんの腕の中で聞き返す。
「……?」
あたしは抱き締め返したまま顔を上に向けると,ゆっくり慎さんが顔を近付けて来て唇を奪われた。
「……っ」
唇が一瞬離れたかと思うと,角度を変えてまた唇を重ねられた。
ゆっくりと唇が離れると,近距離のまま
「いきなりキスしたりしてゴメン…でも,やっぱりワタ…ぃゃ…俺…ココちゃんの事誰にも渡したくないっ。好きだよ。ココちゃん。璃桜の事を一番に考えてくれてるトコも…さっきみたいな勘違いをする所とかも…全てが愛おしい…」
「し,慎さんっ…」
あたしと慎さんは再び見詰め合うと,今度はどっちからともなく唇を重ねた…。
「ん……」
あたしと慎さんは,璃桜くんの声に我に返り,慌てて離れた。
「……ビックリした…一瞬,璃桜が目を覚ましたのかと思った…」
「あたしもです…」
あたし達は,顔を見合せて『クスクスッ』っと笑い合った後,璃桜くんの寝る部屋からリビングへと戻った。
あたしは,リビングへ戻る前にキッチンに行きコーヒーを2つ入れ,ソファーに座る慎さんに,1つ差し出した。
「えっ?」
「飲みませんか?」
「ありがとう,頂くよ」
慎さんは,あたしからマグカップを受け取るが1口も飲まずに,テーブルの上に置いた。あたしは不思議に思ったが,敢えて何も聞かずに,慎さんの座る横に腰を下ろしてコーヒーを1口飲んだ。
「……」
「……」
「さっきの事だけど…やっぱり怒ってる?」
「へっ?」
「ぁ…ぃゃ…だってほら…一応その無理やり感があった…っというか…」
慎さんが,しどろもどろで伝えてくる。
「……もし…怒ってるなら…隣に座ったりしませんよ?それに…」
「それに?」
「……やっ,やっぱり何でもないです…」
あたしがソファーから立ち上がってその場を離れようとすると,〝それに…何?最後まで言って?〟っと慎さんに手首を掴まれた。
あたしは,伝えてもいいのか…っと悩んだが,弥姫が耳元で囁いた言葉を思い出し,伝える事を決心したあたしは,ソファーに再び座った。
「……。」
「……ココちゃん?」
「あのっ…」
「ん?」
「か,…軽い女だ…とか思わないで居てくれますか?」
あたしは,俯いた状態のまま膝の上で,服を握り締めて聞く。
「そんな風に思う筈がないじゃない。」
「……す」
「?」
「キスされて,最初はビックリしたけど…嬉しかったんです」
「えっ…それは…どうして?」
慎さんは,あたしの両肩に手を置き,身体を向き合う様に引っ張る。
「……慎さんは,結婚直前で相手の男に浮気されて捨てられる様な女のあたしを好きだと言ってくれました…凄く嬉しかったんです…必要とされてるんだ…って感じさせてくれたから…。」
「…っ。当たり前だろっ!!俺は,俺の経歴になびかずに,璃桜を自分の子供の様に大切にしてくれるココちゃんに惹かれたんだっ。この子なら,璃桜も俺も幸せになれる…って…俺達親子には,ココちゃんが必要だって」
「………っ。…たしも…好きになっても…いいですか?」
あたしは消え入りそうな声て伝える…。
「えっ?」
「璃桜くんを大事にしてて,そしてあたしを必要と言ってくれた慎さんの事を…好きになっちゃ…ダメですか?」
「……っ。いいに決まってるだろっ!!」
慎さんは,あたしを強く抱き締める。
「…言っとくけど,俺…一度手に入れた物は,二度と手放さないから…そのつもりで居て?特に,ココちゃ…ぃゃ,ココの事は,絶対に手放さない!!俺にも,璃桜にも必要なんだ。ココが婚約者に捨てられたから何だって話だよ。直ぐに気持ちを切り替えすぎ…って言う奴はほっとけばいい」
「慎さん…」
「ココが教えてくれたんだろ?」
「えっ?」
あたしは,慎さんの腕の中で聞き返す。