365日のラブストーリー
(だめだってわかったら諦めて終わりにするはずだったのに、どうしてそれでも一緒にいたいって思ってしまうんだろう)
顔を合せない間に恋心は、有紗さえも気付かないほど緩やかに、育ってしまっていたのかもしれない。
「だからたぶん、今日まきさんが来ないのは俺のせいですね」
「え、坂巻さん? あ……。え? じゃあ神長さんの好きな人ってもしかして」
よほどおかしな表情をしていたのか、神長が軽く声をたてて笑った。それから「はい」と目を伏せた。
「これはちょっと宇美さんには言えない話なんですが、実は起業するにあたってまきさんを誘ったんです。仕事のパートナーはまきさんしか考えられなかったし、まきさんも俺のやりたいことに共感してくれたように思いました。でも、俺が余計なことをしてしまったせいで、全部台無しです」
顔を合せない間に恋心は、有紗さえも気付かないほど緩やかに、育ってしまっていたのかもしれない。
「だからたぶん、今日まきさんが来ないのは俺のせいですね」
「え、坂巻さん? あ……。え? じゃあ神長さんの好きな人ってもしかして」
よほどおかしな表情をしていたのか、神長が軽く声をたてて笑った。それから「はい」と目を伏せた。
「これはちょっと宇美さんには言えない話なんですが、実は起業するにあたってまきさんを誘ったんです。仕事のパートナーはまきさんしか考えられなかったし、まきさんも俺のやりたいことに共感してくれたように思いました。でも、俺が余計なことをしてしまったせいで、全部台無しです」