365日のラブストーリー
「たしかにまあ、発端は有紗ちゃんが来ないっていうことだけど」
「すみません、ほんとうにごめんなさい」
「いや、まあそれは仕方ないんだけど。……有紗ちゃんが来ないのが悲しいのはわかるけど、それを理由にこれまで当たり前にひとりで出来てたこと、わざとやらなくなるっていうのも違うだろ、ってこと。外だったから人目気にして、俺も必要以上に厳しくしたから、それもショックだったみたいでさ。原因はいっこじゃないよ」
「わたし、何も知らなくて」
「そりゃわからないって。俺が言わねえんだもん」
「明日は母親が保育園連れてってくれるっていうから、もう今日は俺もひとりでのんびりしようかと思ってたわけ。そしたら、有紗ちゃんが来た」
「なんかすみません、わたしのせいでかき回してしまって、それなのにまた森住さんの貴重な時間を邪魔して」
「いやだから、さっき来てくれて良かったって言ったんだけど」
千晃はケーキの箱を空けて中を覗き込んだ。
「すみません、ほんとうにごめんなさい」
「いや、まあそれは仕方ないんだけど。……有紗ちゃんが来ないのが悲しいのはわかるけど、それを理由にこれまで当たり前にひとりで出来てたこと、わざとやらなくなるっていうのも違うだろ、ってこと。外だったから人目気にして、俺も必要以上に厳しくしたから、それもショックだったみたいでさ。原因はいっこじゃないよ」
「わたし、何も知らなくて」
「そりゃわからないって。俺が言わねえんだもん」
「明日は母親が保育園連れてってくれるっていうから、もう今日は俺もひとりでのんびりしようかと思ってたわけ。そしたら、有紗ちゃんが来た」
「なんかすみません、わたしのせいでかき回してしまって、それなのにまた森住さんの貴重な時間を邪魔して」
「いやだから、さっき来てくれて良かったって言ったんだけど」
千晃はケーキの箱を空けて中を覗き込んだ。