365日のラブストーリー
「やだ?」
「いえ、そういうわけでは……でも」
「何の心の準備もないかもしれないけど、有紗ちゃんがもしオーケーなら今日したい。今日ならゆっくり時間かけられるし、心暖がいないとかこの先もほぼないから。あとは、有紗ちゃんをきちんと俺のものにしておきたい」
真っ直ぐ見つめられて、有紗は思わず目をそらしていた。
「昨日、何時まで飲んでた? 途中から神長さんと二人きりだったんじゃないの」
「でもわたしっ、ほんとうに神長さんとは全然なにも」
「へえ、ほんとうに二人きりだったんだ」
千晃がため息をこぼした。かまをかけられたのだと気づいたが、言い訳しようもない。
「神長さんに嫉妬しないって言ったら嘘だけど、別に怒ってねーよ。……絶対大事にするから。俺のこともっと好きになって、有紗ちゃん」
肩を抱きしめられたまま、有紗は身体を強ばらせた。
千晃は特別に親しい相手にだけ、優しくする人のような気がする。喜怒哀楽のストレートさも、付き合う上ではプラスだろう。
思い切って飛び込んでみたら、神長のように誰に対しても優しい人よりも安心できる存在になるのかもしれない。
もし千晃と深い関係になれば、神長とは友人として割り切って付き合えるようになるだろうか。
「いえ、そういうわけでは……でも」
「何の心の準備もないかもしれないけど、有紗ちゃんがもしオーケーなら今日したい。今日ならゆっくり時間かけられるし、心暖がいないとかこの先もほぼないから。あとは、有紗ちゃんをきちんと俺のものにしておきたい」
真っ直ぐ見つめられて、有紗は思わず目をそらしていた。
「昨日、何時まで飲んでた? 途中から神長さんと二人きりだったんじゃないの」
「でもわたしっ、ほんとうに神長さんとは全然なにも」
「へえ、ほんとうに二人きりだったんだ」
千晃がため息をこぼした。かまをかけられたのだと気づいたが、言い訳しようもない。
「神長さんに嫉妬しないって言ったら嘘だけど、別に怒ってねーよ。……絶対大事にするから。俺のこともっと好きになって、有紗ちゃん」
肩を抱きしめられたまま、有紗は身体を強ばらせた。
千晃は特別に親しい相手にだけ、優しくする人のような気がする。喜怒哀楽のストレートさも、付き合う上ではプラスだろう。
思い切って飛び込んでみたら、神長のように誰に対しても優しい人よりも安心できる存在になるのかもしれない。
もし千晃と深い関係になれば、神長とは友人として割り切って付き合えるようになるだろうか。