親友以上彼女未満
「まあ、それにさ。男としての責任?女がなかった事にしたくないって言ってるんだ。それに応えてやるのが男だからな。」

哲平はそう言って、芋ロックを飲み干した。

「……そんな必要ない。」

「いやだって、里麻だって困る……」

「私、哲平の事、好きだから!」

本日2度目の、見つめ合い。


「私の好きな人、哲平だから。そんな男の責任とか、言わないで。」

「里麻……」

自分で言うのもなんだけど、お店の人が間に入れないくらいに、熱く見つめ合っていたと思う。

「で?結婚するって話は?」

「はあ?あれが、プロポーズだったの?」

本当だったら、この甘い雰囲気なのに、顔を歪める私達。


「いいだろうよ。俺達の仲なんだから。」

「ヤダよ。ちゃんとしてよ。」

そう言い合いながら、私達は一緒にお酒のおかわりをした。

「よし!最後に、体の相性の再確認をしておこうか。今日は記憶に残るぞ。」

「ホント、哲平ってバカ。」

こうして私達の飲み会、ううん、初デートは過ぎて行った。


- End -
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