INFATUATOシンドローム 2
理緒「流石にペットと男の子には手は出さないっての〜。まぁでも…」
プクッと口を膨らませて拗ねていると思ったら、
璃夢「ひゃっ」
私の髪を横に流して首元に顔を寄せてきた。そして私は変な声が出てしまい、急いで口を押さえた
何今の声!?男の声じゃないよね!?
理緒「ふふっ、か〜わいっ…」
ちょっ、耳元で喋らないで!?
耳に息がかかって擽ったい
理緒「ハムスターちゃんって甘い匂いするし…なんか別に男でもいいかなって思うよね〜…」
何言ってるの!?胡桃先輩!男でもいいって何?あ、【女装するのやめて男として生きるのもいいかな?】ってこと!?
そういうことにしておいて!なんかゾワゾワしてきたからやめて!!
大和『嫌な予感がすんだよ───ッ!胡桃!今すぐ璃夢ちゃんを解放しねぇと【魁璃夢への接触禁止令】出すぞ!?』
長いな。【魁璃夢への接触禁止令】だって。
接触できないって言われても私、胡桃先輩のペットだからな…。
きっとまた『そんなんで離すわけないだろ〜』的なこと言うんだろうな〜
そう思っていたら…
理緒「接触禁止令!!?はぁ!?ウザッ!」
なんとも、いつもの様に可愛らしい感じじゃない喋り方をする胡桃先輩。
璃夢「く、胡桃先輩?」
どうしたの?そんなに接触禁止令が嫌だった?
理緒「あ、ごめんね〜?ビックリした?」
そう言って私の頭をよしよしと撫でる。
確かにいきなりでかい声で、しかも耳元で言うからビックリはしたけど…それより言葉遣いかなビックリしたのは。
理緒「はぁ…接触禁止令は酷いよね〜。そんなこと言われたら返すしかないじゃんね?」
そう言って私の肩に額をグリグリと押し付けてくる
……不貞腐れてる?
理緒「まぁ放課後は俺とデートだし、今のところは我慢するよ」
そう言って私を膝から降ろした
あ、久しぶりの地面だ。
理緒「理事長室まで送りたいんだけど、俺が行くと殺されそうだから行けないよ。ごめんね〜?」
確かに今の大和さんは簡単に人殺せちゃいそう…すごいキレてるもんね…?
璃夢「分かりました。胡桃先輩は一応、ココか教室にいてくださいね?大和さん、何するか分からないんで。」
理緒「んー、わかった。じゃあ放課後は教室で待っててね!迎えに行くから」