INFATUATOシンドローム 2



璃夢「おわぁっ!」


理緒「ごめんね〜遅くなっちゃって〜。担任の話がクソ長くて〜」


そう言って頬ずりをしてくる胡桃先輩。


璃夢「大丈夫ですよ!だけど、ちょっとこの体勢辛いので離れてもらってもいいですか?」


胡桃先輩がいつものように飛んできたので、抱えてなんとか持ちこたえてるんですよ。

ですが、私は女の子です。いくら普通の子より力が強くても女の子なんです。辛いです!


理緒「ありゃ、ごめんよ?」


素直に離れてくれた胡桃先輩。

よかった…『嫌だー!』とか言われなくて…


理緒「それじゃあ行こうか!色々回りたいし!」


璃夢「そうですね」


一個目のお店で気に入るお弁当箱が見つかるとは限らないしね


璃夢「じゃあ二人共、またあした!」


と、挨拶をしたのに…


鷹也「ちょっと待ったァー!!」


鷹也くんに、本日二度目の待ったを貰いました。

しかも今度は『行かせまい!』というように私の腕を掴んだ


鷹也「何処に行くんですか!?なんで一緒なんですか!?」


ぐいぐいと私を引っ張り何故か胡桃先輩から離れさせようとする


理緒「それは今からデートだからだよ〜ん!ね〜ハムスターちゃん!」


そして胡桃先輩は胡桃先輩でもう一方の私の腕をぐいぐい掴む

ちょ、痛いんだけど。


璃夢「コレから、お弁当箱とお弁当のおかずを買いに行くんだよ」


理緒「正直に言っちゃったよ〜。まぁそんなところも可愛いよね〜。ってことで……邪魔しないで?」


何故か邪魔しないでといつもよりちょっことっとだけ低い声で鷹也くん達に言う先輩。

うーん。二人共邪魔はしないと思いますよ?だって邪魔する意味がないもん。


煌月「なんで弁当?」


璃夢「胡桃先輩ってお昼を飴ちゃんでどうにかする人だから僕が作ってあげたくなっちゃって」


煌月「そうですか。」


煌くんママ何か怒ってる?さっきみたいに声が低くなってるよ?


理緒「大丈夫だよ〜手は出さないから!
………………まだね」


煌月「っ!今最後に言った言葉で信用無くなりました!」


『まだね』って何が?『手は出さない』って何に!?えっ?私だけついていけてない感じ?


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