INFATUATOシンドローム 2
まぁサラシ付けなきゃノーブラになっちゃうし、いっか。
ってことでサラシを巻いたまま服を着ようとした瞬間…
コンコンッガチャ
はぁっ!?
返事をする前に扉が開いた
茉莉「璃夢ちゃん、ゴメン!
やっぱりリボンはこっ…………」
璃夢「………………。」
扉を開けて入ってきたのは茉莉さんだった。胡桃先輩じゃなくて安心したのもつかの間、茉莉さんに見られてしまった。
私の現在の格好、サラシとメンズパンツを身につけただけ。
そして私の顔は( º Д º)
茉莉さんの顔は( ᵒ̴̷͈ᗨᵒ̴̶̷͈ )
…………ナゼ ヨロコブッ!!!
璃夢「………茉莉さん…」
茉莉「なぁに?璃夢 “ちゃん”!」
ちゃんを強調しないで!!
璃夢「とりあえず扉を閉めてください」
茉莉「はぁ〜いっ!」
パタンッ
………さてどうしよう…私の秘密を知られてしまったのだ…やることはただ一つ!
口封じ。
《怖ぇよ》
茉莉「璃夢ちゃん?」
茉莉さんの声をスタートに私は動き始めた。
そして…
ズサァアアアアア!
璃夢「どーか黙っててくれないでしょうか!」
これこそまさに『滑り込み土下座』!!人に頼み事をする時の究極奥義!
頭をしっかり床につけて私は土下座をして頼み込んだ
茉莉「えっ、えっ!!?」
璃夢「このことは絶対にバレたらダメなんです!だから胡桃先輩にも!誰にも!言わないでください!!」
茉莉「ま、待って!落ち着いて璃夢ちゃん!」
璃夢「何でも言う事聞きますから!!だから誰にも言わないで!!」
茉莉「分かったからストーップ!!」
私はストップと言われたので、頭を床に付けたまま停止した。