INFATUATOシンドローム 2
雪「……この紙のことほんとに知らないのか?」
璃夢「えっ?なに?その紙がなんなの!?」
二人は分かってるみたいだけど…ほんとになに!?
翼「コレ、お前が教室出る前に落としたって煌月言ってたぞ?」
私が落とした?…………………?私こんな紙受け取ったっけ?
しかもすっごいクシャクシャなんだけど…?
紙紙紙紙………あっ!もしかして!
璃夢「日比谷先輩から貰った!」
貰ったって言うか握らされた?
てか、めちゃくちゃ脅されてるじゃん。たまたま今日は来たからよかったものの、来なかったら大変なことになってたよ
翼「やっぱり日比谷からか」
そう言った声が聞こえたので翼の方を見てみると
璃夢「?」
すごく怖い顔をしていた。
翼「オイ日比谷。お前なんのつもりだ?」
恭「はぁ?お前らには関係なくね?」
翼「関係あるに決まってんだろ?俺らのトップと話そうってんならまずは俺らに通せよな」
雪「それは同感だ。いくらこの学校のトップだったとしても、俺はあんたを認めてない」
あ、雪くんも日比谷先輩のことは認めてないんだ。まぁへっぴり腰のヘナチョコだもんね、先輩って。
トップならどんと構えていたらいいのに釘刺すような言い方するし。
翼「で?璃夢に何したんだ?」
恭「はぁ?なにかされた前提なわけ?」
雪「当たり前だ。お前ほど信用がないやつは見たことがない」
ははっ、二人とも言うねぇ先輩相手に。
恭「あー、マジ嫌になるね。お前ら過保護過ぎんだろ」
うーん、それは否定できないね。一人でいても大丈夫だって言ってるのに、休み時間は毎回教室まで来てくれるし、お昼休みも迎えに来てくれるし、トイレの時だって一緒だし……
なんか、過保護の域を超えてるよね。
恭「コイツらいるとロクに話も出来やしねー」
そう言った日比谷先輩はスマホをポケットにしまうと図書館を出ていこうとした
翼「おい!まだ話し終わってねーぞ!」
恭「俺は終わったんだよ。誰かさんらのせいでな。」
扉の前で止まった日比谷先輩は振り返って私を見るとこういった