INFATUATOシンドローム 2



璃夢「大和さん?なんか言いました?」


大和「っ!いや!イヤイヤイヤ!何も!なにもいってない!」


イヤ、焦り過ぎでしょ。一体何言ったの。私に聞かれるとまずいこと?


大和「とにかくっ!風邪ひくと大変だから温まってきてね!」


その言葉が聞こえた後に、扉が閉まる音が聞こえたのできっと脱衣所から出て行ったのだろう

確かに、風邪ひくのは嫌だから温まらせてもらおっと。それに、川臭いし。


そして私はシャンプーを借りて体と髪を洗い、浴槽にまさかのお湯が溜めてあったので、図々しいかとも思ったけどまだ寒かったので入らせてもらうことにした


そしてお風呂から上がり、脱衣所に戻った


ガラガラッ

着替え、さっき持ってきてくれてたけどサラシもちゃんとあるかな?

服の入ったカゴを見て私は驚いた


璃夢「っ!!な、なにこれ!」


なぜ私が驚いたかって?それは……


璃夢「………派手だよ…」


女物のパンツがものすごく派手だったからだ。

紫色に黒レースだよ…?こんな派手な下着履いてる高校生いないでしょ……?

ていうか!!なんでこの色の下着持ってたの?!まさかさっきの数分で買いに行ったとは思えないし!


璃夢「……………そういう趣味?」


女装するために…下着まで…変えるのかな?

…………大和さんが女装……うっ、良くないものを想像した…。

《失礼極まりない》


とりあえず着るものが無いので、仕方なくその下着を履くことにした。

今度新品返さないといけないよね。……私にはよくわかんないから荘司さんに相談しよう。

そう心に決めたのであった



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