INFATUATOシンドローム 2



アキ「それにしても牛肉派なんて珍しいわね」


璃夢「珍しい、ですか?」


アキ「そうよ?関東、東北、北海道は豚肉で、関西、中部、九州、四国あたりは牛肉って言って地方で分かれるらしいのよ」


へぇ〜そうだったんだ!


アキ「まぁでもお母さんかお父さんがアッチの方の人だけどココで住んでるってのもあるからね〜」


璃夢「へぇ〜、翼知ってた?」


翼「知らなかった」


璃夢「ってことは翼の家は関西よりなんだね!」


翼「らしいな」


璃夢「何だか賢くなった気がする!」


翼「気がするだけだろ?賢かったらあんな点数取りません」


璃夢「むぅ」


意地悪いなぁ…いいじゃん、賢くなったの!


アキ「はぁ〜」


いきなりため息をついたアキさん。

ほんとに唐突だね


璃夢「どうしたんですか?」


アキ「私があと30若ければ旦那と一緒に買い物でもしたのかしらと思ってね〜」


いきなりどうしたんだろう?


アキ「若いっていいわね〜。二人ともまるで新婚さんみたいだわ〜?」


璃夢・翼「「なっ!」」


アキ「ほら、さっきからハモってるし仲良しの証拠ね!ふふふっ」


なんて言ってくるもんだから恥ずかしくなってくる

新婚だなんて何をっ!それなら恋人の方がまだ良かった!

ん?良かったのか?


アキ「もうそろそろ行かないと。またね、璃夢ちゃん!彼氏の翼くんも!」


璃夢「だ、だから違いますってば!!」


そう言うのにアキさんは『ふふふっ照れちゃって』と言って行ってしまった


璃夢「はぁ…ゴメンね、翼?変な勘違いが生まれちゃって」


ホント、アキさんも嵐のようにやってきて嵐のように去っていくよね


翼「ははっ、強烈な人だったな」


私も初めてあった時はそう思ったよ〜。でも優しいし、いい人であることには変わりないしね


翼「けど大家さんで慣れてるから大丈夫だ」


…………出来れば慣れたくないよね


璃夢「じゃあ行こうか」


翼「あぁ、俺すっげぇ腹減った…」


あっ、お米持ってもらってるから余計疲れるよね!


璃夢「じゃあ早くお会計しようか!」






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