INFATUATOシンドローム 2



「合計5037円になります」


うおっ、やっぱり調味料も買ったらそうなるよね?
よかった…6000円持ってきておいて

外食するつもりだったからいくらあったらいいとかわかんなくて一応これだけ持ってきてたけど、ラッキーだったね!

そう思って財布からお金を出そうとすると


翼「これでお願いします」


翼は私の手を掴んで、代わりにカードを出した


璃夢「あっ、ポイントカード?それならもう出したよ?」


翼「違ぇよ。支払いだよ。お前はエコバッグに詰めとけ」


そう言って私にエコバッグを渡した


璃夢「……………支払い!?」


「ありがとうございました」


はっ!いつの間にか終わってるし!


璃夢「お、お金払うよ!」


そう言って6000円を翼に渡そうとしたけど


翼「いいんだよ。お前に作ってもらうんだから金くらい俺が出す」


璃夢「で、でも…じゃあ半分こ!」


半分は私が出す!


翼「いーからっ!さっさと袋に入れるぞ」


璃夢「だ、ダメだよ!学生に全部出させるなんて!」


翼「お前も学生だろ?」


璃夢「うぐっ、そうだけど…」


翼「それに俺はバイトもしてるし。お前バイトしてないだろ?だからその金は自分のために使いなさい」


そう言われてしまった


璃夢「むぅ……じゃあ次は僕が払うもん」


翼「はいはい、楽しみにしてるよ」


そして頭を撫でられた。

むぅ…やっぱり頭良く撫でられる…しかもそれではぐらかされる…


翼「ほら、帰るぞ」


璃夢「えっ?」


翼を見てみるとエコバッグ二つとお米1kgを一人で持っていた


璃夢「ご、ごめん!一人でやらせちゃって!」


考え事より大事でしょうが!


璃夢「僕が持つよ!」


翼の手からエコバッグを取ろうとするけど


グイッ

上に上げられてしまった


璃夢「え、えっと、翼くん?」


翼「ん?」


璃夢「僕、ひとつ持つよ?」


翼「いいよ。お前の腕折れそうだし」


璃夢「どういうこと!?」


持てるよ!?いつもこれぐらいの荷物持って帰るからさ!





< 32 / 577 >

この作品をシェア

pagetop