INFATUATOシンドローム 2



結局、翼から荷物を奪うことは出来ず、マンションに到着してしまった

翼にはお金を払わせちゃったし、荷物最後まで持ってもらったから美味しい料理作らなきゃ!


璃夢「よしっ!」


そう意気込んで私は髪をポニーテールに結んだ


翼「俺も手伝うぜ」


時間がもう時間だから手伝ってもらった方が早く作れるよね?


璃夢「じゃあお願いするね!」


翼「俺何したらいい?」


璃夢「うーん…じゃあ野菜切ってもらっていいかな?」


翼「あぁ!……って、何作るんだ?」


あ、そっか、作るもので切り方変わるからね


璃夢「今日は肉じゃがときんぴらごぼう、後は鮭を焼こうかなと思ってます!」


ウチは肉じゃがの時はお肉もお魚も焼かないんだけど、翼はいっぱい食べるからね!


翼「じゃあ肉じゃがの材料は大きめに切って、きんぴらのは細く切ればいいか?」


璃夢「うん!お願いね!」


翼が野菜を切ってくれてる間に私はお米を炊いて、お魚焼いて、お肉を炒めた


璃夢「ふぅ、完成っ!」


翼のおかげでかなり時間が削減されて早く作ることが出来た


璃夢「じゃあお箸と皿出して食べようか!」


翼「やっとだぜー!!作ってる時にいい匂いしたから余計に腹減ったし〜…」


そう言って食器棚から皿や箸を出す翼。


璃夢「ねぇねぇ」


翼「ん?どした?」


璃夢「部屋は何も無いけど、食器は沢山あるんだね?」


大きい皿から小さい皿、お茶碗からお椀、湯のみやグラスやマグカップまで入ってる。


翼「あぁ、入学祝いとか卒業祝いでもらったんだ。後は大家さんがくれた」


璃夢「へぇ〜そうだったんだ」


食器とかはプレゼントしやすいらしいね!

勉強していた勉強道具を片付けて、料理を並べようとすると

ピーピー

ご飯の炊きあがりを知らせると音が鳴った


璃夢「翼、ご飯も炊けたから好きなだけ盛って?」


翼「おっしゃー!飯っ!飯っ!」


すごく嬉しそうな顔をしながらキッチンに向かっていった


璃夢「お茶碗はそこに出してあるから」


翼「サンキュー!」


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