INFATUATOシンドローム 2

翼がご飯を盛ってる間に私は料理を並べる


翼「璃夢〜、お前どれくらい?」


璃夢「あー、あんまりいらないよ」


翼のお金だしね。私が食べすぎるのは良くないよね?

そして並べ終わった。


翼「ほい、璃夢の飯」


璃夢「あぁ、ありが……多くない?」


翼「頭使うんだから食べた方がいいだろ?」


そういうこと?

翼が私のために盛ってくれたんだしちゃんと食べよう!

翼のご飯は…と思って見てみると


デデーンッ

てんこ盛りだった。

まるでお相撲さんが食べるようなご飯だね!男の子だからなのかな?


翼「なぁなぁ!食べていいか!」


璃夢「はい、はい。どうぞ?」


ホントにお腹すいてるんだね。ヨダレ垂れてるよ?


翼「いただきまーす!!!」


璃夢「いただきます」


私は箸を持ったまま翼の反応を伺った

どうかな?どうかな?


パクッ


食べた!!


モグモグモグッ


どう?どう?どうなの!?


翼「う、うめぇ!!」


璃夢「ホントに!!?」


翼「あぁ!久しぶりに食べたけどすっげぇ美味い!味も俺好みだしっ!」


一気に肩の力が抜ける

良かったぁ〜不味いとか言われたらどうしようかと思ったよ…


翼「あの短時間でよくこんなに味染み込んだな!」


璃夢「まぁね!ちょっと裏技があるんだよ!」


翼「へぇ〜。璃夢、お前すごいな!」


すごい?そうかな?褒められると嬉しいよ〜!

身内以外に食べてもらったことがないからホントにホントに心配で…


翼「こんなに美味しい物食べたらマジ外食とか出前とか出来なくなるだろ」


璃夢「イヤ、絶対お店の方が美味しいって!」


栄養は偏るし、添加物も多いから健康には悪いかもしれないけど、味は私の料理より全然美味しいって!

翼はその後も『美味い!美味い!』と言いながら食べてくれて、オカワリまでしてくれた

余るかな?と思ってた肉じゃがは全部なくなり、炊いたご飯も全部なくなった。

一応、3合炊いたんだけど無くなるなんて凄いよね

だって私は1合も食べてないし。ほとんど翼が食べたんだよ?


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