INFATUATOシンドローム 2



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璃夢『お母さん!お母さん!今日、友達の家にお泊まりしてくる!』


璃花『帰ってくるなり何?まずはただいまでしょ?』


璃夢『はい!ただいま!!泊まってくる!』


璃花『落ち着きなさい!はぁ…全く…。誰に似たのやら…』


荘司『どう考えてもお前だろ』


璃夢『あぁ!荘司さんいたんだ!こんにちは!』


全然気が付かなかったよ


荘司『はい、こんにちは。で?』


『で?』とは?


荘司『友達って言うのは【もちろん】女の子だよね?』


なんで【もちろん】を強調したんだろう?


璃夢『男の子だよ?』


荘司『ダメに決まってんだろうがァ!』


うわぁっ!いきなりヤンキーみたいに怒鳴らないでよ!


璃夢『なんで!?何がダメなの!?』


荘司『何がとかじゃねぇだろ!お前、女だろ!?バレたらどーするつもりだ!』


あっ、ホントだ


璃夢『それは考えてなかった』


イヤ、男の子として生活してると自分が女だってこと忘れちゃうよね。うんうん

《そんなことないだろう》


荘司『しかもお前可愛いじゃん!?男でもいいっ!って襲われたらどーすんだ!?』


襲われる?


璃夢『…………?』


荘司『くっそー!これだから純粋ちゃんはよぉ!』


ガシガシと頭をかく荘司さん


璃花『いいじゃない!璃夢のお友達はなし聞く限りいい子だし!』


荘司『話聞いただけだろ!?実際見たわけじゃねぇだろ!?』


璃花『じゃあお兄ちゃんは見たことあるわけ?』


荘司『ったりめェだろ!?帰りが遅くなると大家さんにまた女かと言われるほど女遊びしてるやつと、璃夢に素っ気ない態度しかとらないやつだろ!?』


最初の方は翼で後の方は雪くんのことかな?

…………翼には、4月の最初の方に理事長室でも、ゲーセン行った時に送ってもらった時も会ってるけど、雪くんとはどこであったのかな?


荘司『絶対ダメだ!!電話して断りなさい!』


璃夢『……………』プイッ


イヤだもん。絶対行ってやる。

そんな思いも込めて荘司さんの言葉を無視した


荘司『おいコラ璃夢!』


璃夢『……………』プイッ



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