INFATUATOシンドローム 2
璃夢「ゴメンね、お母さん。でも、これで最後だから。許して?ね?」
璃花「うっ…またっ、伸ばせばいいものね」
璃夢「そうそう!じゃあ遅刻しちゃうから行ってくるね!」
璃花「うん行ってらっしゃい、ズビー!」
あははっ、鼻かみとともに御見送り…。
そんないつもと違ったお見送りを受けた私は学校に向かった
ガラガラッ
煌月「あ、璃夢さんおはっ…」
鷹也「璃夢さーん!おはっ…」
玖音「おはよ、いつもより早っ…」
みんな何故か最後まで言葉を言わなかった
璃夢「おはよう、みんな!」
すると、三人は口を大きく開けて…
煌月・鷹也・玖音
「「「璃夢(さん)の…髪が…なーい!!」」」
そう叫んだ
璃夢「髪はあるからね!?」
それだと私、坊主頭にしたと思われるじゃん!
髪は、しっかり、あります!!見えてるでしょ!?
ガラガラッ!!!
翼「どうした!?なにかあっ…」
雪「璃夢の髪がないってどういう…」
璃夢「あっ、二人ともおはよう」
というか、煌くんたちの声大きかったんだね。周りもなかなかに賑やかだったと思うけど、それでも翼と雪くんが走ってくるんだもんね